
小伝馬町にあるモロッコ料理店「ダリヤ食堂」。
HPを観てみたらよさげだったので、おじゃましてみました。
そしたら、これが大正解! 小伝馬町、熱いなあ…!

女性2人でやっているそうで、
1階は中東やアフリカ、アジアの雑貨を扱っている。
(これがまた、かわゆいものばかり! アフガニスタンのお皿とか…)
2階にあがってビックリ。
背をかがめないと入れない、ロフトの客席になってる~。

床にはペルシャ風のじゅうたんやクッションがびっしり。
照明もムーディーで、いいねいいね!

まずは、チュニジアとモロッコのビールを。
前菜に、ファラフェル。

中東では定番のひよこ豆コロッケですね。
サラダがついて、ヨーグルトソースがかかっている。
あつあつホクホクでうまいー。
ほたるいかのピルピル~。

ぐつぐつ煮込まれたソースの中に、ほたるいか!
プチュッと内臓がはじけて濃厚なソースとよく合います。

自家製のパン「ホブス」もざっくりふんわり。
ピルピルのソースを根こそぎぬぐいまくり!

ワインは、チュニジアの赤を。
チュニジアのブリック。

春巻きの皮で自家製ツナ、ケッパー、つぶしたじゃがいも、卵を包んでいて、
ナイフを入れると黄身がとろりと出てくる。ふわりとクミン。
現地ではブリック専用の生地がスーパーなどに置いてありますね。
ハリラは、モロッコのみそ汁のようなスープ。

ひよこ豆、レンズ豆などが入って具だくさん。
トマト風味で、けっこうおなかいっぱいになるわー。

テーブルのミニタジンには、塩とクミンが入っている。
クミン好きにはたまらんね~(かけすぎると全部同じクミン風味になるので注意!)
季節の野菜たっぷりのクスクス。

全粒粉のクスクスなので少しプチプチしてておいしい~。

野菜のうまみが出たスープを、たっぷりかけていただきます。
そういえば、日本でタジン鍋が流行ったとき、
タジン鍋にクスクスを盛っている人が多かったらしい…。
確かにモロッコ=タジンとクスクスのイメージが強いし、
タジンには食器の役割もあるのでダメではないのですが、
本来、クスクスは皿に入れるもの。
モロッコ人から見ると、ちょっと不思議な光景だったのかもw

マトンとアーティチョークとグリンピースのタジンを注文。
季節のスペシャルタジンですね。

ふたをあけるとマトンがほろほろ!
アーティチョークと組み合わせるのか~。なるほど。

食後酒に、いちじくの蒸留酒「ブッハ」を。
強いお酒ですが、いちじくの甘い香りがいいなあ。

一応モロッコのミントティーをお願いしたら、お菓子もついてきた。
ミントティー、甘いけどじんわりおいしい。
お店のお二方も、とても感じの良い方だったし、
(しかも、お一人はご近所の駅だった!)
ロフトでのんびり食事するの楽しい。
この後もすでに数度伺うお気に入り店だったりします。