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最近の家ごはん


最近の家ごはん

最近の家ごはん

最近の家ごはん

最近の家ごはん

最近のお弁当

目黒「メッシタ」

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あまりの日記のたまりっぷりに、
「一度行った店の日記は省く」ということにしたのですが、
これは残しておきたいので書いておく。
なんと、ひとり「メッシタ」2デイズ!

この頃、「ブラータ」というイタリアチーズにはまっておりました。
モッツアレラの中心に生クリームが入っているようなフレッシュチーズ。
イタリア展などで買うと超高いし、
(最近、ナショナル麻布で良いのが売っているのを発見)。
メッシタの「おいしいフルーツトマト+ブラータ」の組み合わせも最高!

でもね。
「あー、メッシタでトマトブラータ食べたいわあ…」と思っても、
大人気なので通常予約が取りづらい。
とはいえ、実は16時からオープンしている…ってことは!
「16時からなら入れるんじゃない? 
誰も来てくれなくても、1人で行く!」と平日半休。
ひとりでゴーゴー!  待ってろ、ブッラータ!!!

んが、行ってみたら「ブラータないのよー。明日入荷なんだよねー」ってガーン!
聞かなかった私がいけないのですが、入荷日が決まってた。しくしく。

仕方ないので、今日はズッキーニの花のフライ。…もぐもぐうまい。
花のつぼみの部分にひき肉が詰めてあり、
ふわふわサクサク衣にシンプルトマトソース。

トマトとアンチョビのブルスケッタ。
シンプルなメニューこそ、迫力のあるおいしさなんだよなー。

お腹すきまくりなので、ひとりでミートソース。
意外と食べられるもんですね。むちむち太麺サイコー!

そして翌日。。
「今日、入荷ですよね!」と、また16時に一人メッシタ。たのもーーー!

パッケージまで写真に撮らせろと迫り、
「コレ撮った人初めて」とミキさんに笑われる。
き、君のことを昨日から待ってたんだぜ!!!(激写)


ぎゃー、夢にまで見たトマトブラータ!!! 
たーーーまーーーらーーーんーーー。
舌に吸い付くような濃厚なチーズの断面からクリームがとろり。
このトマトがまた、めちゃおいしい…来てよかった(涙)。

えーと、これ(トップ画像)何のパスタだったかな…さんま?
とにかく根性で2日連続行ってよかった。
これで悔いなし!(執念ともいう)

銀座「ブラッスリーポールボキューズ」「シェリークラブ」

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ワインに詳しいKくんプレゼンツによるソーヴィニヨンブラン会。
会場は銀座の「ポールボキューズ」。
なんとワインの持ち込み料無料! しかも、8本きっちり冷やしてくれる。
広尾のボキューズが主宰するワイン会にはよく行っていたけど、
「ワインを日本に広めるために敷居を低く!」って企業努力は素晴らしいよねえ。

今日はブラインドとのことで、
なんとKくんが全部ボトルを詰め替えてきてくれた。すごー!

珍しいソーヴィニヨンブランの泡(しかも2種!)からスタート。


バターとオリーブオイルかわゆい。

ローストポークの前菜。

子羊に夏野菜のトマトソース。
クスクスにかけていただきます。

さすがに8本あると、シンプルなコース料理だけでは足りない。
チーズを追加でいただいて、まだまだ呑みます!

6人で8本を飲み干す。
味とか以前に呑みすぎだ!!ww


そこから、「前から行ってみたかった」と歩いてシェリークラブへ。
シェリー専門店の老舗!!

ずら~~り。

5人いると、かなりのバリエを頼めますね。
こういうのを「シェリーの旅」というのだとか。
Kくんは、後日にシェリーのテストがあると言っていたような…。

まさかのアヒージョとかこのタイミングで!w

いかすみのパエリヤまで頼んでいたような…。

いやー、呑んだ呑んだ。
お酒に詳しい人がいると、酒へのモチベーションが高くて面白いね。
あと、周りのワイン好きは自然派のものばかりなので、
たまにはこっち系のマットーなワインやシェリーを楽しむのもいいなあ。
Kくん、ありがとー!

中目黒「オ・コアン・ドゥ・フゥー」

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Cちゃんがお仕事でシェフとご一緒したそうで、
「めちゃおいしいの~」とオススメしてくれたフレンチへ。
中目黒「オ・コアン・ドゥ・フゥー」。
駅からも近いし、ご夫婦でやっているそうでいい雰囲気!

泡で乾杯しつつ、グージェールとリエット。

プリフィクスなので、自分の好きなものをメニューから選びます。

私は前菜に、「穴子のフリット カポナータ添え」…って、すんごいボリューム!
これ1人前ですか…穴子がどーんと一尾に、どっさりカポナータとサラダ。w
でも穴子、サクサクふわふわでうまー!

そういえば前菜に「サーモンの瞬間燻製温玉添え」を食べていた人もおいしそうだった…
(←人様の皿をうらやんで、しぶとく生き続けるタイプ)

とうもろこしのスープには、香ばしく焼いたフォワグラが沈んでいる。
濃厚なとうもろこしの甘さが詰まったスープに生クリーム、たまらんねえ。

メインは、豚ばら肉のビネガー煮込み。
お酢で煮込んでいるので、豚ばらがほろっほろ。
脂っこさが皆無…はー。おーいーしー。
ここは、どの皿にも野菜がたっぷり添えられているのがいいねえ。

デザートもいただいた気がするが、撮り忘れてますね。
今度は、またお腹をすかせて伺いたい!

学芸大学「チニャーレ」

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学芸大学のイタリアン「チニャーレ」。
今や、なかなか予約困難なナウでホットな店となりましたが、
N姉妹が貸し切り予約をとってくれたときが私の初来店でしたなー。感謝!

行く前から聞いていたのは、
「信じられないくらいせまい。ぎゅーぎゅーに座って7席!」だそうで。
厨房も御手洗いも合わせて10平米とか?? 
せ、せまー!笑 でも、なんだか楽しいぞ!
コックピッドのような厨房は、
今はなき浅草橋「ビストロ・ラ・シブレット」を思い出す。

まずは泡を出していただきつつ、カンパーイ!

カウンターの上には、焼きたてアツアツのドライフルーツ入りのパン、
手打ちパスタのタヤリン、これから焼く巨大豚肉。う、うまげーーー!!!

お任せコースの一品目は、生牡蠣。

って…ぎゃーーーー。た、た、たまらん!!!
小粒だけどぷっくりふくらんだ身を見れば一目瞭然。ねっとり濃厚なうまみ…。

熊っぽいトーさん(東森シェフ)が、パンを切って出してくれる。
がさがさとナイフを入れると、ぶわっと立ち上る湯気。
こちらも生地自体がおいしいんだなあ…バターをのせて食べれば幸せすぎる。

松茸と白子のフリット。

下にはクスクス、紫玉ねぎ、ワイルドライス、食用菊のサラダ。
どわー。どわー。

ぷりぷりのムール貝。
これも貝の身が超ふっくら。だーっ、白ワインお願いします!!!

ソフトシェルクラブのフライなんぞもいただきまして。
ディルがたっぷり入ったタルタルに、しゃくしゃくの殻つきカニ…。

はーい、フォカッチャが焼けましたよー。

これまたアツアツ。
オリーブオイルの風味と、周囲に貼りついた岩塩の塩気がたまらない。
ありとあらゆるソースをぬぐって食べるぜ!

フォワグラとイチジクで箸休め。

甘いソースをからめて少しずついただけば、
メインへの胃袋アップが始まるってもんです(まだ食べる気満々)。

はいキターーー! 先ほどカウンターにあった豚肉が焼けたよー!
びっしりとハーブをまとったまま、少し休ませます。

切ると、断面は美しいロゼ色!!!!

じゅわっと肉汁に数種のハーブと粒マスタードを混ぜたソース。
もう泣いちゃう…。。

肉の付け合わせは、ジャガイモとにんにく揚げ。
パリッパリに揚げただけでもおいしいのに、
肉とからませながらなんて…(眩暈)。


自家製タヤリンは、うにのプッタネスカ仕立て。
うにとケッパーとオリーブとイタパセとトマト…平麺によく絡む!

デザートはパンナコッタだったかな。

いやー、この小さな空間が、私たちの興奮とときめきで満たされまくっていた!
この後、何度かおじゃまする機会があったけど、毎回すばらしい。
これからお店の形態が少し変わる(?)という噂はあるのですが、
もっとトーさんのお料理をいただいてみたいなあ。

名古屋うろうろ

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名古屋出張。
早々に仕事を終わらせたので、ひとり名古屋うろうろ~。
日帰りだけど、遊びまくるぜ!

仕事先が中心地から離れていたので、ローカルスーパー発見。
やったー、ついてる!!
旅先でのローカルスーパーパトロールほど楽しいものはない。

「スガキヤ」ブランド麺が並びまくるチルド麺コーナーに、
「お子様スパゲティ」なる見慣れないものが…
すでにトマト味がついているのか。すごー。

さすが海老ふりゃーの町。
パン粉もドーンと海老フライ一択! デザインかわゆい。

昔なつかし(って私もリアルタイムでは知らないけど)、
「オリエンタルカレー」も名古屋のブランドなんですね~。

さすが「赤だし」王国。
みそ売り場の赤みそが充実過ぎる。
右上とか…バケツ!?

岡村ちゃんぽいマークの砂糖。

ちょこっと買い物して、H君に聞いた「串揚げラブリー」へ。

…んが、まさかの夏休み! うそでしょー!涙


近くのコーヒーショップ、いかす。

萌える喫茶店があり過ぎる街、名古屋。さすがや。

もうビールが飲みたすぎて、「ラブリー」近くの「小梅」へピットイン。
私が口開けさんだったっぽいなー。瓶ビールごくごく。
感じのいいおばちゃんが、おひとりでやっていた。


SZJNとKさんに教えてもらった「とりこころ」へ。

グラスワインがイマシエリ。

味噌鶏もつ煮込みとか食べつつ。

鶏もつ刺し盛り。すり胡麻だけで薬味一切なしなのが自信の表れ?
これ、めちゃおいしかったー。


ふらふらと道を歩いていたら、路地奥に「串揚げ」と書いた赤い看板発見。
路地を入るとステキ白のれん。

こりゃもー、入るでしょ! たのもー!

店主と地元常連客さんだけのお店。でも、あきらかに良い店オーラ!
「心ゾ塩焼」の表記にシビれる。「ねぎま」も焼きとフライと2種類。

大鍋で土手煮。
たまらんよねえ。ぐーつぐーつぐーつ。
ずっと名古屋の赤味噌文化と飲み屋についてレクチャー。めちゃおもろ。

あまりにもフォトジェニックな土手煮なので写真を撮りたいと伝えると、
「じやあ、フルコースで」と写真用に盛ってくれた!
モツ、焼き豆腐、玉子、ちくわ!

おでんなんかもあるのですよ。
オール串打ちされてる!


お父さんもお客さんも、テレビの「必殺仕事人」に夢中。

串揚げを一本揚げてもらう。

肉は小さめでほわほわの衣にカリカリ外皮…
それを赤味噌煮込みだれとかヤバイに決まっとる!
あまりの美味しさに驚いてたら、
「うちは、衣を食べてもらう店だからね」とキリリ。

鉄板の上の壁に、目ざとくお好み焼きメニューを発見。
「あれは、全部500円なんですか?」と聞いたらオール500円。

ただ、デラックスでは得られない単品オーダーのよさがあるのだとか。
イカが3倍とか卵が2個とかね。
な、なるほど…ある意味、理想的。

帰りのシメは、やっぱりコメダコーヒーへ。

シロノワールは無理過ぎる…と、玉子トーストを頼んでみたけど、
もちろん食べられずお持ち帰りに。
また来るよ、名古屋!

★鎌倉(1)「カフェディモンシュ」「オクシモロン」「オルトレヴィーノ」「ボータン」「フェリーチェ」

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行きたい店がたくさんある鎌倉。
いっそのこと、泊りがけで行くかー! …というわけで小旅行!

まずは、土曜日の朝にグリーン車で鎌倉に乗り付け、
朝の「カフェディモンシュ」からスタート。

めちゃうまいエスプレッソ。
温かいポンデケージョと一緒に。

カリカリふわふわの焼きたてワッフル。
バターと粉の香りがすばらしいなー。

「ストロベリーチョコのようなフレーバーのコーヒー豆」ってなんじゃろか…(興味津々)。

通りかかった腸詰屋の店頭でジュージュー焼いてた極太ソーセージ。

鎌倉の街は、いたるところでドラフトの湘南ビール飲めてステキね~。

ぶらぶらと町を散歩。

小さくておいしそうな肉屋も多い気がする。

さっそくカレーの「オクシモロン」でチキンカレー。温玉トッピング。
うまーーーー!!

「丸千葉」でご一緒した愛子さんにお会いできてよかったわー。
次は混ぜごはんを食べてみたい…(メニューからするに、超タイプの気配)。


シビれるフォントの看板がたくさん残っている。

「オイチイチ」に行こうと思ったら休みだった。
そこで、店の目の前にある気になるパン屋さんへゴーゴー。

揚げたてのカレーパン。甘口と辛口。
リングドーナツには砂糖がたっぷりまぶしてあります。

すてきパッケージ。卵サンド買って歩きながらもぐもぐ。

ランチは、ずっと来てみたかったオルトレヴィーノへ。

なんて居心地の良い空間なのかしら…! すばらしー!
セラーに入って、好きなワインを選ぶ。

うおー。ここに住みたい…。

ハムとサラミの盛り合わせに、超おいしいアツアツのフォカッチャ。

じゃがいもとランプレドットのサラダは、たっぷりのイタパセで和えてある。

レモンバーベナ風味のイカのタルタル。

手打ちパッケリのポルチーニソース。
こちらは、持ち帰りのパスタソースもどれもおいしそうだった。
高かったけど、いろいろ買っちゃったわー。後悔なし!


うお! この餅屋、漫画『海街ダイアリー』に出てた!(興奮!)


一休みして、夜はずっと行きたかった「ボータン」へ。
鎌倉の自然派ワイン発祥の店としても名高い老舗ですね。

グラスワインもいろいろ。
泡をグラスで呑んでから白をボトルで。


右から二番目のラディコンやアルザスと迷ったけど、
やっぱり大好きシモニュッティにしました。

市場野菜のサラダ。

「廉売」と呼ばれる野菜市場(翌日に行きます!)の野菜が、
本当にすばらしいのよねー。安くて新鮮、しゃれとるものばかり!

トランペットズッキーニのカーチョエベペ風。
微妙に塩が足りなかった気もするがw

サクサクのハーブフリット。

金目のカルパッチョ。鎌倉は魚もおいしい。

最後に食べた、新秋刀魚の燻製ソテーとクスクス。
秋刀魚の脂をクスクスにまとわせつつ食べる。

「ボータン」の五十嵐さんが、
「今から鎌倉に戻るなら、駅の近くの店で、
この10日間だけワインイベントやってますよ」と教えてくれた。

というわけで帰りにもう一軒「フェリーチェ」へ。
みんな外で立ち呑んでて良い雰囲気!

感じのいい女性がサーブしていらっしゃいました。

やー、初日からよく呑んで食べたわー!
明日もがんばる(?)ぞー!

鎌倉(2)「連売」「ロンディーノ」「高碕屋本店」「なると屋」「ブルールーム」「コマチーナ」

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翌朝は、憧れの「廉売(鎌倉市農協連即売所)」へ!

朝早く行くと良いと教えてもらったので、8時台に到着。

ピカピカの鎌倉野菜が安い! 天国!
スイスチャードやらタンポポの葉やらルバーブやら…
野菜を見てるだけで光り輝くサラダが見える。

なすコレクション。なんと、この他にも数種あります。
すごいなー。このチャレンジ精神、千葉にも見習ってほしい…。

東京で買うと超高い、バターナッツかぼちゃもめちゃ安い。

このあと、斜め前にあるステキローカルスーパー「カママン」にも寄る。
さすがに鮮魚は買えないけど、観ているだけで楽しい~。

野菜をたんまり買ってロッカーにつっこみ、朝ごはんは「ロンディーノ」。
朝7時から営業している、鎌倉民のオアシス。

コーヒーはサイフォン。
1967年からやってるのに、店内はチリひとつなくエプロンは真っ白。
あるべき姿の老舗。ステキだなあ。
早朝から地元の方々がひっきりなしに来店していた

卵トーストを頼んだら、別添えなのね! 真似したい。
カリカリもっちりのバタートーストにたっぷりのせていただきます。
ツナやポテサラバージョンもうまげだった。

朝からナポリタンを食べる人もいれば、カレーライスを食べる人も。
面白いのは、トーストのお客さんのコーヒーは料理と一緒に出し、
ナポリタンのお客さんには食後にだすこと。でもわかる。


酒屋さん「高碕屋本店」の裏手にある角打ちで午前中から一杯。

奥にある平屋の建築がステキだなあと思ったら、元歯医者さんの建物だそう。
「当時はハイカラな建物だったんだよねえ。あのお玄関は、歯医者さんの入口だったんだよ」
と酒屋のやさしいご主人が教えてくれた。

朝10時からドラフトのエーデルピルスが立ち呑める幸せ。
ふと思いついて、長谷のしらす直売所に営業確認の電話をかけたら、
「今朝の漁はしらすがとれなかったので売るものがない」と言われてがっくり。


めちゃ細い路地奥にある「キビヤベーカリー」。
通りかかったらおいしそうだったので、胡麻食パンを買った。


和食も食べておかねば…というわけで、小町通りの「なると屋」。
鎌倉野菜をたっぷり使った肉や魚なしのベジ料理。

さつまいもの天ぷらに海苔おろし、高野豆腐の冷製煮物、本わさびがのった胡麻豆腐、
いちじくの味噌汁碗、赤じそごはんにキノコの煮物、香の物。
どれも野菜の味が強いうえに、出汁がきっちりキマっててめちゃうま!
また来たいわ~!


腹ごなしに鎌倉の紀伊国屋をうろうろ。

こんなに地野菜や地魚が充実しているのに、意外と地物が少なかったな。
でも、それで良いのかもしれない。


小町通りの雑居ビルの二階にある小さなお店ブルールーム。
店の奥にはピザ釜。

ひでじビールのきんかんラガー、花のホワイトヴァイス。

ブッファラ(水牛のモッツアレラ)のマルゲリータ。
Sサイズもあるから、いろいろ食べられて良いねえ。

ブルールームの隣にあるオステリアコマチーナへ。

めくるめくグラスワイン。もっちり焼きたてのフォカッチャ。
ああ、夜に来たいなあ。

めちゃ美味しかった馬肉のタルタル。

ほかのメニューも、どれもこれも魅力的なうえに価格も良心的。
この店にじっくり来るために早く再訪したい。

私は10年ぶりくらいの鎌倉だったのですが、
皆が鎌倉を大好きな理由が少しだけわかった気がしましたわ。

お土産には、野菜もたんまり。

すぐサラダにしていただきました。うんまー!
他の土産いろいろ。

オルトレヴィーノのパスタソース、
塩(これ以来、ずっとここの塩を愛用!)、めちゃうまのプチトマト水煮缶。

三留商店で買った、「やまつ辻田」の葉唐辛子に、
ノンナアンドシディが入れている「イルモンジェット」。
ブドウ、マルメロ、かぼちゃ、洋ナシ、りんご、オレンジ、いちじく、くるみ、
ヘーゼルナッツ、クローブ、レモンの皮を煮詰めたソースだそう。
胡麻食パンは、「キビヤベーカリー」のもの。
今回は初回なので欲張った駆け足飲み食いだったけど、
次はもう少しゆっくり過ごしてみたいなー。

初江先生宅の料理家さん宴会

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重信初江先生宅に料理家さんが4名集まり、夢の宴会!

まずは初江先生の前菜からスタート~。

しっとりやわらかゆで牛タン。
なんと、ゆで卵とハーブのソース!

モッツアレラの味噌漬け、ゆでキャベツとぶどうとチーズのサラダ、
ピーラーきゅうりの塩昆布浅漬けなどなど…。

ゆりちゃんのエスニック塩辛(パイマックルー入り!)も毎度ながら素晴らしい!

先生宅の酒在庫を減らす会でもある。
日本酒とワイン。どんどこ出てきます…ぐふぐふ。

よしまるくんの燻製卵。黄身が完璧!

奥は、ニセコのトマトの中華風和え物。
湯むきして、甜醤やパクチーなどで和えてある。めちゃうま!
テルアビブの合羽橋(笑)で買ってきたという原色プラスチック皿もかわゆい。

こちらも、ゆりちゃん作。内臓たっぷりのラープ! ミントやパクチーもどっさり。
料理家さん以外の参加者も、料理出版関係者だらけなのでやたらレベル高いw

さらりとエンパナーダを焼いてくる会社員男子w
中身は鶏、鮭ほうれんそうクリーム、トマト、自家製ベーコン。

初江先生が揚げてくれた、カリカリほわほわの長芋じゃこ、わかめかき揚げ。
た、たまらん…。


キッチンが、めちゃ豪華なことに…!

坂田先生は、持ってきた鶏コンフィをじりじり温め中。

渡辺先生の、オクラとモロヘイヤのバター蒸し煮。
最後にイタパセをどっさり。

シンプルなのに、なんでこんなにうまいのか…しかもネバネバコンビ、好きすぎる!!
安藤さんの器もぴったり。美しいねー。

坂田先生の鶏コンフィ。
セップ茸のマスタードを添えていただきます。

カリカリの皮にふっくらむちむちの肉。
塩の効かせ方がビシッと決まってるのがさすがすぎた。

鶏コンフィの付け合わせに揚げたての芋。
こういうスタンダードなものが、きっちりめちゃうまい。
あと、坂田先生は鼻歌でも歌い出しそうなほど楽しそうに料理をする。

某料理誌の編集さんが焼いてきてくれた、
坂田先生レシピの「お酒に合うパウンドケーキ」。
ドライいちじくとゴルゴンゾーラ、レモンの塩漬けバターケーキ。ワインー!!

自分の料理も一応…。
鎌倉のトランペットズッキーニとピーマンでドルマ。

クミンとドライミントたっぷりのひき肉タネに、
生米を入れるとふわふわに仕上がる。
上には、にんにくヨーグルトソース、トルコの粉唐辛子。

スタイリストの久保さんが作ってくれたボルシチ!

サワークリームとディルをのせていただきます。うまー!
このタイミングで汁物すばらし!

内田先生がつくるシメのごはん。
だーっ。うーまーそー!

炊きたてごはんの上に、たっぷりの千切りセロリ、パクチー、
マーラーナッツ(数種のナッツ+花椒などのスパイス)、レモン、すだち。
肉なしってのが、すばらしいバランス…!

皿の上でよーく混ぜてサーブ。

特別ゲストの石垣島ラー油の辺銀愛理さんが持ってきてくれた、
スペシャル石ラーをかけて食べるとまたすばらしー!
すてきコラボ!

まだある。内田先生のデザート。
台湾の豆花に押し麦、緑豆。

さっぱりしたシロップでいただきます。
内田先生は台湾料理の本も出されてますよ!

食後酒は、愛理さんが持ってきてくれたスミレの蒸留酒!

添加物一切なしの自然な味と香り。キレイなスミレ色〜。
それと、初江先生の秘蔵30年ものカルヴァドス。はうー。

「料理家さんたちの仕事じゃないごはんをもっと食べたい〜!」という、
私の勝手な野望が叶った宴会でしたが、
やっぱりプロはスゴイなと感激しまくりでした。
四者四様。
それぞれに強烈な個性があって、技術はもちろん、
何より皆さん本当に料理が大好きなんだなーと思った。
実はこれ、ちょうど1年ほど前のことなのですが、
今でも鮮やかに思い出せるほど本当にすばらしかったです。

初江先生の料理は、ご本人の懐の深さを表すような安心感にあふれていて、
何を食べてもじんわりおいしい。
そして、料理をしている姿をみると、
その仕事の丁寧さとスピードに改めて感服する。

坂田先生もキャラが表れているというか、がっちり力強く明るい料理。
皿から「おいしいから早く食べて!」と言われている気がした。

内田先生の料理は、なんでこんなに私が好きなものばかり…って感じで、
個人的運命の料理家さん(勝手に!)に認定させていただいたw
内田先生の考える食材の組み合わせをもっともっと知りたいなあ。

渡辺さんの料理は、こんなに色っぽい料理つくる人ってなんなの!と、
改めてぽややんとなった。
最小限の食材だけど、全部に理由があるからめちゃ鮮烈。

そして、「横のつながりが少ない」という料理家さん同士がキッチンに並んで、
あれやこれや話しているのをこっそり見るのもなんだかうれしかった。
食いしん坊同士、話が合わないわけないもんなー。

ぜひまたの開催をしたいし、
他の料理家さんなどにもご参加いただけるといいなあ。
会場を開放してくださった初江先生、本当にありがとうございました!

西小山「S/S/A/W」

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二度目のSSAW。
一度行った店のことは、もう書かない…!(日記がたまりすぎているから)と、
やんわり決めてはいるけどコレは残しておかねば。

「エジプト塩」のたかはしよしこさんのアトリエで、
月に3日ほどしかオープンしない(2013年当時)特別な食事。
やー、素晴らしかった!

それでは、まいりましょう!

堀口ふぁーむのいちじくの甲州蒸し八丁味噌ソース、
山栗の渋皮まるごと揚げ、早生みかんと紫人参のフェンネルラペ、
焼き芋日和(悪いもさん!w)とすいか蜜ソース、
バーレットと焼きプルーンのカシューナッツ白酢和え。
うわー、ときめく!!

洞爺湖の佐々木ファームのET南瓜クロケット(中からゴルゴンゾーラ!)、
一夜干し紅玉にりんごピュレ、タイム、エジプト塩。

熟成百合根のフレッシュトマトソースニョッキ。
セージの香りが素敵~。

茅ヶ崎大豆屋さんの濃厚豆乳ミント素麺。

ワインもばんすか空いていく。

憧れのSSAW寿司!

パプリカマリネの蕾寿司は、
シャリ代わりに里芋マッシュと三種のきのこを混ぜたもの。
ズッキーニとセミドライトマトの黄色いお寿司はハーブマヨネーズで。
アボカドとしらすとおかひじきがのった軍艦。
山に生えてるみょうが寿司は、紅芋酢のシャリ。
鯵の筋目手鞠寿司はエゴマの葉で巻く。
もー、めくるめく!

巨峰とロザリオとレモングラスのソルベ。

そして、お月見の時期だったから、おはぎが出てきた!w

はー、おいしかった。たかはしよしこさんのお料理、楽しすぎるなあ。
アトリエは、よしこさんの産休により、今のところ不定期で営業中。
(詳細はホームページを見ると良いかと)
復活を心よりお待ちしてます!

亀戸「メゼババ」

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レストランライターのKさんから、
「ハナコさんが好きそうな店が亀戸にできたよ~」と聞いたのが去年の9月末。

あれよあれよという間に大人気店になり、今や予約が全然取れませんけども…(涙)
オープン直後(昨年10月頭)、まだ予約が取れたときの日記を今更書いておく!

亀戸駅から5分ほどの細い路地奥。
スナックや中華料理店などが集まるエリアにポツンとあらわれるのが、
カウンターだけの小さなお店「メゼババ」。
駒沢「フォルナーチェ」のシェフ高山さんが独立して一人で始めたお店だそうです。

カウンターに座ってメニュー黒板を観ると、
ぎゃー、なんかあからさまにおいしそうなものが出そうな黒板…!!!
鼻息荒くなるわ~~~(カウンターに下がったしっぽ付きの干し豚もイイw)。


まずは「生しらすオイルがけ」から。
たっぷりのぺペロンオイルに生しらす…レモンをしぼっても味がキュッとしまる、

ワイン、ボトルでいただきます。
ラフな説明もたのしい。

ふとカウンターの上を見ると、パン的なものが…?
「コレ、フォカッチャですか?」と聞くと、
「あー、これまだ試作品なんですよ。でも、よかったらお試しでどうぞ」だそうで。

「うちオーブンがないんです」って、マジですかーw すごい。
でもこの謎パン、何気においしかったです。
(Kさん情報では、しばらくの間バゲット持ち込みOKだったらしいけど、
最近はどうなんだろ…)

「やりいかのソテー アーリオオーリオ」。

やわらかなやりいかを、シンプルなにんにくソテーに!
やー、こりゃ間違いないでしょ。

ひよこ豆のパンケーキ?「ファリナータ」。

焼きたてのアツアツを出してくれます。
パンチェッタとローズマリー。素朴だけどほんわりおいしい。

ワイン、ワイン!


「白子のフリット」。
カリカリふわふわとろとろ…あああーーーん、たまらん!

「豚内臓とマッシュルーム」は、やわらかなハツにマッシュルーム…。
いいなあいいなあ。この骨太具合。超タイプ。

そして、このスパゲティを目当てに伺ったのですよ!
「貧乏人のスパゲティ」!

なんと具は、目玉焼きにパルミジャーノのみ…
卵を愛する私としては食べずにはいられない!!

シンプルだけにコツが満載(その後、『料理通信』で特集してましたね…)。
むーん、おいしい。太麺最高。
そういえば、ここのが話題になってから、
他の店でも「貧乏人のスパゲティ」を見かけるようになったな~。

色々な意味で「メッシタ」と通じるものがあると今でも思うのだけど、
豪快でいて繊細、自由でいてクラシック、そしてあふれ出る色気。
心から「亀戸にようこそーー!!!」。
願わくば、もう少し入りやすくなりますように…w 
(この後、もう1回行って、来月も行くのだけど気軽には行けないのよねえ…)

★焼き小籠包教室

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友人Nちゃんのお母様・Gさんが行きつけの台湾料理店へ。
焼き小籠包の作り方を教えていただきます!

生地をつくり、小籠包の包み方をていねいにレクチャー。
実は習うの数回目なのですが、まったくマスターできる気配がない…。汗
点心の中でも小籠包って難しい!

包んだらフライパンに並べ、水を生地の半分くらいまで(!)入れて蒸しゆで焼きに。
すると、生地がみるみるふくらんで、むっちりする。
底はカリカリ! う、うんまーい!

焼き小籠包はお持ち帰りにして、台湾ランチ。

地瓜粉を使ったバジル鶏からあげ。台湾白胡椒がふわり。
な、なんぞこれ。たまらん…! テーブルがざわざわするほどストライク。

ブリっとした食感がすばらしい焼売。
焼売って、自分で作ると硬くなったりスカスカになったり難しいですよね…。

台湾たけのこ刺身なども。

必須の台湾マヨネーズ(出たー! 甘い!)付き。
たけのこなのに、じゅわっと野菜汁。サクサクの食感がたまりません。


珍しい台湾野菜、睡蓮茎。

現地から直輸入しているものを炒め物にしてくれる。
ちょっとねっとりした食感になって面白いなあ。


麻辣ピータン。
温かいピータンって揚げ物くらいしか食べたことなかったわー。

そしてシメは、ぷりぷりのモツ入りの麺線~。

鰹だしベースのとろりとしたスープに、やわらかそうめんのような麺。
現地でもよく食べるけど、化調なしのスープ、すばらしい。

やー、どれもおいしかったなあ。
日本人の方がオーナーシェフなのですが、
この後日にお願いした貸し切り宴会メニューもとてもすばらしかったです。
もっといろいろな点心を教えていただきたいわ~!
 

★高知旅行(2014年5月10~12日) 1日目

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高知に縁の深いタビトラ先生&大福先生のお誘いで、初めての高知へ。
聞けば、魚も野菜もなんでもおいしくて、魅力的な飲み屋がたんまりあって、
県民はお酒が大好き!(大好きすぎて日本で初めての断酒会ができた県だそうなw)。
しかも「地元の友人たちと宴会しようよー」だなんて…そ、そりゃ行くしかない!
Mさん(先生たちとは、ほぼ初対面…)も誘って、飛行機でびゅいっと南へ~。

空港に着いただけで、この県が大好きになりそうな気配がプンプンする!
だって、空港売店で売ってるサンドイッチやおにぎりが、
「●●商店」とかの超ローカル弁当…。な、なんておいしそうな…はあはあ。


まずは、高知といえばの「ひろめ市場」でMさんとサシ昼酒〜。
あらゆる飲食店が集まるフードコート。

気になる店から好きなつまみや酒を買い集めて、
中央にある飲食コーナーで勝手に飲み食いするシステムです。
平日の昼間ですが、皆様バリバリ呑んでますな…。

どろめ刺し、よだれ貝の煮付け、ぶりこの煮物、イタドリの和え物、
しょうがすり身揚げ、きびなご寿司…。いいねえ、いいねえ。
飲み物は甘くないフレッシュ柚子ハイ。カンパーイ! うまー!

四国にいる間、何度も食べるであろうカツオ。

まずは、塩たたき。
むっ。香ばしくて身がふわっふわ〜。容赦なく生にんにくをのせて、ゆず果汁で!

「店頭で、わら焼きするなんて観光っぽいわね…」とか思ってごめんなさい。
聞くと、フードコートの中でも人気店で、地元民でもがっつり並ぶらしい。

かつお屋さんには、マンボウの天ぷらとかもあるでよ。

ほかの店をチェックすると、日本酒はショットで…百円‼? マジか!

「おつまみ、ちょっと足りないな~」とフラフラ店に近づけば、
200円のふわふわ出汁巻き玉子…。天国ですか、ココは。


腹ごなしに町を散歩。

このへんは珊瑚が有名だったのねー。
商店街に何軒も珊瑚専門店がある。

「小夏」という名産果物が旬ど真中だったので、
いたるところで売っている。皮が薄くて甘くておいしいのよー。
もちろん、知人・友人に送りまくった!


昭和な喫茶店で一休み。

竜馬ラテ…wwww

日が暮れてきたので、夕方から本格的に飲み歩きスタート!

東京の友人で高知出身のN姉妹に教えてもらった「くもん屋」へ。

お通しは、香味野菜たっぷりのなめらかな白和えにかつおの角煮。
両方すばらしいクオリティ……お酒くださーい!

シビれるメニュー書き。

「甘 氷 甘 トマト 氷 氷」…??

そうです、これが食べたくて来たのです。氷トマト!
注文を受けると、冷凍庫から板氷を出してシャッシャッと削り始める…

完全にかき氷なビジュアルに竹串を突き刺すと、
なんと中から冷え冷えのフルーツトマトが! 

「高知のフルーツトマトは日本一」と聞いてはいたけど、
確かに超絶うまい…見た目のインパクト以上。すごーい。

これが食べたかった、その2「うなぎ」!
ほわほわの卵焼きに、とろふわのかば焼き、甘辛いツメ…たまらんー!

ちなみに、メニューには「うなぎ」としか書いてないのに、
注文するとおもむろに卵焼きを焼いてかば焼きをのせてくれる。
先ほどの氷トマトも、メニューには「トマト」しか書いてないのよね。
料理が出てきて初めて驚く感じ、なんとなくメッシタを思い出したわ~。
ちなみに大将自身、この食べ方が一番好きだから…という出し方なんだそう。

ふたりで「すばらしいねー」と言いつつ飲んでいたら、
なぜか隣の席のおじさんが「おねえさんたち、コレあげる」と小夏をくれたw

まだまだ明るい。

都電が走る町はいいねえ…とか言いつつ、もちろんハシゴしまっせー。


こちらも行きたかった店「にこみちゃん」。
まだできて2年くらいだそうですが、めちゃ混み!
偶然、席が空いて助かったわ~。

もちろん看板商品からいただきます。

意外にも味噌っぽい煮込み…色は濃いけど味はちょうど良くて、モツがとろんとろん。
オプションでニラ(!)と卵をプラスしてみた。

クレソンのサラダだったかな…。

飲み物は、「柚子ハイ」と呼ばれる飲み物で、
グラスにたっぷりのフレッシュ柚子果汁と焼酎を注いでくれる。
変な甘さがなくてスッキリ。これいいわー。

大きなつくねは、コリコリの軟骨入り。
シロとかテッポウも食べてみたいけど、次がある(!)からガマン…。

カウンターに飾ってあったご主人。似てるww

夜も更け、先生チーム&地元民軍団と合流。
看板のない落ち着いた老舗店「月」のお座敷で、本格宴会スタート!
初対面の人ばかりですが無問題。酒呑みの繋ぐ縁、楽しすぎるわ~笑

そうだ。「高知で一番有名な漫画家さん」と紹介された方は、
高知新聞(高知は地元新聞を取る率が異常に高いらしい)で四コマ連載中の漫画家さん。 
おお、高知の植田まさし先生的な…??


まずは、生さば(!)のみかん酢から。
高知はお酢ではなく柑橘類を料理に使うそう。
ホントに柑橘天国なんだな~。

「残った汁を捨てないでね」と地元民のまいちゃんに言われ、
「?」と思っていたら、シメは、この漬け汁を温かいごはんにかけて食べる!
削った柚子皮もプラス。爽やかな香りと酸味が効いた汁かけごはん…うまー!

まんぼうの腸(!)の串焼き。

へー、初めて食べたわ。まんぼうが定置網にかかると食べられるらしい。
ミノみたいな食感で、むっちむち。柑橘をじゃっとかけて食べます。

「やけど」という小魚は深海魚で、海面に上がると皮がはがれるのでそう呼ぶそう。
たしかに皮がべろんとはがれてる。

メヒカリのようなふわふわの白身で、骨ごといけるやわらかさ。
これにも柑橘を…って、なんにでもかける! そして本当によく合う。

「はらんぼ」は鰹のハラミの塩漬け焼き。
あ、コレ九州のおじーちゃん家でも、よく出てきたなあ…これ半切れで一合飲めます。


感動的においしい青海苔の天ぷら。
さすか四万十川……磯の香りがすばらしや~。


もやし炒めに入っているカリカリさくさくしたものは…?
と思ったら、K先生が「日曜市で売ってる天かす~。私もよく市場で買う」だそうで、
なんと、あの憧れの日曜市天ぷら…!! しかし、仕入先を知ってるのがすごいw

トマト王国は、青いトマトもおいしい。全然酸っぱくない…。
ワインと日本酒が怒涛の勢いで空いていきますけども、まだまだ食べまっせ。

新ごぼうとゆきのしたの天ぷら。

周りにあるのは、そら豆かな…と思ったら、にんにく!
ほっくり甘いわー。奪い合うように即売り切れ。

甘辛く味付けされた砂肝の唐揚げにも、がっつり生にんにくがかかっている。

地元の人は、鰹への生にんにくのかけっぷりも容赦ないけど、ホントすごいよな…
「にんにくくさいとかないの?」と聞いてみたところ、
「老若男女、全員くさいから気にならない。気にしたこともない」だそうで。
いやー、素敵な県だなあw


ボトルの山を後にして、お次は生粋の高知っ子、まいちゃんに連れられ、
「オ〜イエイオ〜イエイ!!」なるカオス店へ。

店に入るとアラブ民族衣装を着た店主、ま~てぃんが火を吹いて迎えてくれます。
なんぞこれ……ww 店中が異様なテンションw

棚のワインを勝手に開けまくり、2500円飲み放題。
知らない人たちとカラオケしまくりで、気づけば午前1時半。

でも、なにより驚いたのは、まいちゃんの酔っぱらいおやじ仕切り力。
さすが子どもの頃からの英才教育…うまい! そして、まさかのもう一軒!

本日のトリを飾る7軒目は、熱狂的カープファンの店の2階。
カープファンのK先生とドラゴンズファンの友人が、
貸し切り状態の店内で野球と相撲について激論するのを眺めつつ飲酒…

まさかの焼きそば(大量のかつおがかかり、卵2個分の目玉焼きがのっている)と
メンチカツでダメ押し…でも、やたらおいしかったのと楽しかったのは覚えてる。
は~、濃い高知初日だった…ホテルに帰ったのは3時でしたけども…。ばったり。

★高知旅行(2014年5月10~12日) 2日目

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おはよう高知。昨夜は朝の羽田から呑み始め、深夜2時半まで計7軒…。
今日は朝から市場呑みでスタートし、シメは魅惑の家飲み予定。
がんばれ肝臓くん!  高知サイコー!

というわけで、朝から魚市場へ。
意外にも昨夜の全員が爽やかに起きて、車2台でドライブ。

そのついでに、美しい川に立ち寄ります。
ラブリバー仁淀川!

高知最後の清流と呼ばれる美しい川。気持ちいい〜!
でも、川を目の前にして女6人で話すのは食べ物の話ばかり…w
このメンバー、実は初対面に近いメンツだったりするのよね。
でも皆が大人で食いしん坊なら、何の問題もないことがわかった。


車で一時間半ほどかけて「大正魚市場」へ。
ちなみに高速を使えば、中心地から30分で着きます。
のんびり電車でも行けるらしい。

小さな漁師町の小さな市場。
お父さんが漁に出て、お母さんが魚をさばいて売る。
だから市場で働いているのは女性ばかり。リアル西原さんの漫画のようだ…。

今朝、すぐそこの港であがったばかりのピチピチ魚介。
このラインナップの脈絡のなさが、小規模でたまらん!
真ん中のカレイを買って夜の宴会用に。

スミイカ、立派だな~~~。
「肉厚」ってこういうことよね。

ぴっちぴちの鯵やイワシ刺身。
「立ち食いできます」っていいなあ…。

普通にサメがいる…ふかひれ?

もちろん久礼の朝どり鰹も!
これを今から食べるよー!


市場で買ったものは場内にある食堂に持ち込める。
丼めしに熱々の味噌汁とおしんこ。

ひじきと竹輪のかき揚げ、シイラのフライはタルタルソース、
ウツボの唐揚げはネギポン酢で!

そして、ドドーン!
これを食べにやって来たのです。美しい初鰹〜♡♡♡

…いやはや…これまで食べてきた鰹はなんだったのか…。まったくの別物!
とにかく新鮮なので血の味が全くしなくて、
ビロードのような舌ざわりに、もっちもちの噛みごたえ。
わーーーーん、来て良かったーーー!! (感動)
かつお刺身とたたきの盛り合わせに、グレのたたき。
生にんにくをモリモリのせて、皆が夢中で食べていた。

食後は周囲を散歩。

地元の素朴なお菓子を売る店。
揚げたてのドーナツや、アンドーナツは、頼むとボウルの砂糖をまぶしてくれます。

練り物専門店。

「くれ天」というのが有名だそうですよ。

ゆで卵が丸ごと入ってるの(買うよね~)を夜の宴会用に購入。


ところてんも名物だそうで、冬場はお休みだという老舗専門店へ。
専門と言いつつ、店頭ではおばあちゃんがたこ焼きを焼いていて、
孫らしき中学生男子が接客。やあ、いい雰囲気〜。

すてきストーブの上で煮える鍋が気になりすぎて、
お願いして中を見せてもらう(すいません…)。
練り物とゆで卵の串刺しおでん! むきゃー!

来ました、美しいところてん!!

高知のところてんは、なんとだし醤油で食べるので酸っぱくない。
ところてんも、いかにも天草でつくりました…というプリプリ食感。
おろし生姜のアクセントが効いてめっちゃうまー!

市場帰りに、車でローカルスーパーパトロールへ。
旅先に行ったら必須です。

うーん、さすが鰹の充実ぶりが半端ないなあ。
身のサクはもちろん、ちちこ(心臓?)、ハランボなどなど…。

ミンク鯨もデフォルトで売ってるし、鯨すじ肉とかも!
きゃーわー、たーのしー。

なんと、スーパーの目の前が、あの有名な「沢田マンション」だった!

日本のガウディと言われる増築に次ぐ増築マンション。
ずいぶん昔にネットで観て気になっていたんだけど、高知だったのね…一応観光。

賃貸情報や一泊のみの宿泊案内も。
プライバシー、確かに大変だろうなあ。わかってて入居したとしても。


宿に戻ってから、憧れの葉牡丹へ。何年越しかしら…。

朝11時から夜まで呑める高知のオアシス。

名物の串揚げは一本70円から。セロリの串揚げ面白かったな。
同行の先生方は「懐かしい〜!」と連呼w


メニューには「ホルモン煮込み170円」としかないのに、頼むとモツかスジか聞かれる。
もちろん両方頼むし、両方おいしい。
モツは酢醤油でさっぱり、スジはみそでこってりトロトロ!

ここでもたんまり食べつつ、焼酎は地元のダバダ。
頼むと、こんなスタイルで出てくるのよ~。萌える!

夕方から鬼田酒店へ。こちら、すばらしー! 高知のD&Dと呼びたい。

今をときめくナウでホットな日本酒から地元の銘酒、ビオワインも豊富。
食材は、鎌倉のオルトレヴィーノにあるものとかもごろごろ。
夜の宴会用の酒を皆でがっつり購入いたします。


おいしいものも酒も大好きなK先生宅にて、宴会スタート!
まずは瓶内二次発酵ビールでかんぱーい。

切り干しと蒸しささみときゅうりのサラダ、
肉厚スモークサーモン入りディルポテサラ、
椎茸とブラックオリーブとツナペースト、半熟煮卵。
…この、酒と料理が好きな人ならではのこなれ感、ステキ!

きゃーん、買ったばかりのモルゴンおいしい~。

タビトラ先生が地元の料理人さんにお願いして作ってもらった、光り輝く刺し盛り。
昼間の市場のカレイと鰹入り。肉厚なイカや貝もうまーい!


「皿鉢(高知料理!)っぽい感じで…」とお願いしてくれたそうな大皿盛り。
イタドリや新タケノコの煮物、鮎のフライ、つけあげ、よだれ貝の塩煮、
鶏照り焼き、尾頭付きかます寿司、フルーツトマトに姫きゅうり〜!!

こちらも料理人さんデリバリー(というか、タクシーで取りに行ったw)。
憧れの鯛そうめん!! きゃー。か、感動!

まる一尾の鯛の下には半田そうめん。
焼き鯛を浸した丁寧なつゆとの一体感がすごい…うれしいよー。

ぐいぐい呑んでいたら、まさかのKRUGと、プレミアもののブーブが来たんですけど…
い、いいんですか…いただきます!!(遠慮なし)

先生が大ファンだそうなB'zのライブDVDを流しつつ、
「ウルトラソウルっ」とか皆で叫びつつ宴会は続きまして…。

お手製のそら豆キッシュなんかもいただくわけですよ。
よっしゃー、もう1本開けるか…。

お土産に持って行った「あとあとかとか」のショコラテリーヌ。

濃厚チョコレートに粗塩…赤ワインがすすみまくる。
あゆみちゃーん、甘いもの食べない先生がたにも大好評だったよー!

5人のはずですが、明らかに酒量がおかしい…
このほかビールなどもぐいぐい呑んでます…。

これで終わらないのが高知呑み。
「なんかカクテル呑みたいよねー」と先生方が学生時代からの行きつけバーへ。

高知のバーのカクテルはフレッシュな果物使いがデフォルトなので、
東京のカクテルが物足りないとのこと。
たしかにすばらしかった~。

1時半くらいまでいた気がするけど、私たち東京組はへろへろで離脱…
女医三人は、きっちり呑んで帰ったそう。ま、参りました…!

★高知旅行(2014年5月10~12日) 3日目

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高知最終日の朝は、早朝から高知ローカルの弁当チェーン「くいしんぼ如月」へ。
コンビニとホカ弁が一緒になっている店で(便利!)、
大福先生が「高知っ子のソウルフード! 帰ってきたら必ず一度は食べる」という、
ステキな弁当があるそうなので買いに来たのです。

大福先生しかつきあってくれなかったため(そりゃそうか…)、
二人で弁当をひとつとビールを2本買って、近くの中央公園へw

はじめまして、くいしんぼちゃん!(←オリジナルキャラ)
ここのキャッチコピーは「24時間眠らない くいしんぼ如月」らしいのですが、
水害で休業したときは翌日の高知新聞に「眠ってすいません」という広告が出たそうw

はいっ。こちらが高知っ子なら必ず一度は食べているというソウルフード、
「くいしんぼ如月」の「チキン南蛮弁当」〜! う、うまーい!
朝からビールが進む…。宮崎のチキン南蛮を目指してない感じが素晴らしい。

そして、お待たせしました。
高知といえばの日曜市へ。

数々のロハス雑誌で何十回と記事を読んでいるので、
もはや行ったことがあるのではないかとさえ思えて来た超有名市場(※初めてです)。
さーーーーー、買うぞー!




地元の農産物や干物、こんにゃく、豆腐、パン、植物など、販売屋台がずらり。
どれも新鮮で、めちゃ安い〜! はあはあ、瞳孔が開く!!

文旦が終わって、小夏のシーズン真っ盛り。
去年、高知姉妹にいただいたら、皮が薄くて甘くてめっちゃ美味しかった。

宝石のようなフルーツトマト。こちらも旬ど真ん中。
高知のトマトは日本一って納得!


10年越しに、これが食べたかったのです。天ぷら屋台の揚げたて天ぷら〜!

並んでいても、お姐さま方の素晴らしい仕切りであっという間に順番がくる。

ごぼう天や野菜天はお土産に。やっぱり目当ては…
逢いたかったよ、揚げたて芋天!!

ふわふわカリカリのフリットよのうな衣に、ほくほくの甘いじゃがいも。
た、た、たまらん…!

リモワの96リットルスーツケースが、いっぱいになるくらいには買った(もはや仕入れ)。
満足して再度ひろめ市場へ。

土佐あかうし料理を出しているイタリアンで、肉とボトルワイン!

さらに、K先生情報で「昆布とか鰹節の小売屋さんなんだけど、
店の奥でおにぎりと味噌汁が食べられる店がある」とのことで、早速ゴーゴー。

握りたてのあったかおにぎりが100円!
だし屋のプライド的な味噌汁は、言わずもがな。

食べ疲れ、歩き疲れて、喫茶店の「ラ・メール」へ。
素敵なおじいちゃまとおばあちゃまがやっています。
アイスコーヒー、落ち着くわ〜。
そして、高知の喫茶店は、どこも最後に日本茶が出る。

オーラスは、ひろめで柚子ハイ(甘いのと甘くないのを選べます)、
黒生ビール、川海老唐揚げ。
いやー、もう呑めません!!!

いやはや。
高知は最高だと聞いていましたが、本当に最高でした。
何食べても美味しいし、皆さんお酒が好きなんだなあ…という気配をビシビシ感じた。
何より今回、ご一緒してくれた高知人の皆様がいなければ、
これほど濃厚な旅行にはなりませんでした。3日間って信じられない!
心からの感謝を。
また来るよー、高知!

おまけ。

高知で仕入れて来た野菜の一部。ぴっちぴち!
米と炊くと赤くなるという赤えんどうや、新タケノコ。
パクチー、フェンネルなんかも。

もちろん、日曜市といえばの野菜寿司!
こんにゃく寿司が、かわゆい。


お酢より柑橘類派なので、やたらに買ってしまった生絞り柑橘類。
右の文旦は7個分の果汁!
そのほか、シイラのみりん干し、赤小アジの干物、薩摩揚げ、四万十の新青海苔、
市場に来ていた全粒粉ピタパン、土佐ジローの卵なんかも。

お弁当もオール高知。

しょうがの効いたかつお飯、日曜市のごぼう天、土佐ジローの卵焼き、
いんげんの胡麻和え、ラディッシュの柚子甘酢漬け。


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