
重信初江先生宅に料理家さんが4名集まり、夢の宴会!

まずは初江先生の前菜からスタート~。

しっとりやわらかゆで牛タン。
なんと、ゆで卵とハーブのソース!

モッツアレラの味噌漬け、ゆでキャベツとぶどうとチーズのサラダ、
ピーラーきゅうりの塩昆布浅漬けなどなど…。

ゆりちゃんのエスニック塩辛(パイマックルー入り!)も毎度ながら素晴らしい!

先生宅の酒在庫を減らす会でもある。
日本酒とワイン。どんどこ出てきます…ぐふぐふ。
よしまるくんの燻製卵。黄身が完璧!

奥は、ニセコのトマトの中華風和え物。
湯むきして、甜醤やパクチーなどで和えてある。めちゃうま!
テルアビブの合羽橋(笑)で買ってきたという原色プラスチック皿もかわゆい。

こちらも、ゆりちゃん作。内臓たっぷりのラープ! ミントやパクチーもどっさり。
料理家さん以外の参加者も、料理出版関係者だらけなのでやたらレベル高いw

さらりとエンパナーダを焼いてくる会社員男子w
中身は鶏、鮭ほうれんそうクリーム、トマト、自家製ベーコン。

初江先生が揚げてくれた、カリカリほわほわの長芋じゃこ、わかめかき揚げ。
た、たまらん…。

キッチンが、めちゃ豪華なことに…!

坂田先生は、持ってきた鶏コンフィをじりじり温め中。
渡辺先生の、オクラとモロヘイヤのバター蒸し煮。
最後にイタパセをどっさり。

シンプルなのに、なんでこんなにうまいのか…しかもネバネバコンビ、好きすぎる!!
安藤さんの器もぴったり。美しいねー。
坂田先生の鶏コンフィ。
セップ茸のマスタードを添えていただきます。

カリカリの皮にふっくらむちむちの肉。
塩の効かせ方がビシッと決まってるのがさすがすぎた。

鶏コンフィの付け合わせに揚げたての芋。
こういうスタンダードなものが、きっちりめちゃうまい。
あと、坂田先生は鼻歌でも歌い出しそうなほど楽しそうに料理をする。

某料理誌の編集さんが焼いてきてくれた、
坂田先生レシピの「お酒に合うパウンドケーキ」。
ドライいちじくとゴルゴンゾーラ、レモンの塩漬けバターケーキ。ワインー!!
自分の料理も一応…。
鎌倉のトランペットズッキーニとピーマンでドルマ。

クミンとドライミントたっぷりのひき肉タネに、
生米を入れるとふわふわに仕上がる。
上には、にんにくヨーグルトソース、トルコの粉唐辛子。

スタイリストの久保さんが作ってくれたボルシチ!

サワークリームとディルをのせていただきます。うまー!
このタイミングで汁物すばらし!
内田先生がつくるシメのごはん。
だーっ。うーまーそー!

炊きたてごはんの上に、たっぷりの千切りセロリ、パクチー、
マーラーナッツ(数種のナッツ+花椒などのスパイス)、レモン、すだち。
肉なしってのが、すばらしいバランス…!
皿の上でよーく混ぜてサーブ。

特別ゲストの石垣島ラー油の辺銀愛理さんが持ってきてくれた、
スペシャル石ラーをかけて食べるとまたすばらしー!
すてきコラボ!
まだある。内田先生のデザート。
台湾の豆花に押し麦、緑豆。

さっぱりしたシロップでいただきます。
内田先生は台湾料理の本も出されてますよ!
食後酒は、愛理さんが持ってきてくれたスミレの蒸留酒!

添加物一切なしの自然な味と香り。キレイなスミレ色〜。
それと、初江先生の秘蔵30年ものカルヴァドス。はうー。
「料理家さんたちの仕事じゃないごはんをもっと食べたい〜!」という、
私の勝手な野望が叶った宴会でしたが、
やっぱりプロはスゴイなと感激しまくりでした。
四者四様。
それぞれに強烈な個性があって、技術はもちろん、
何より皆さん本当に料理が大好きなんだなーと思った。
実はこれ、ちょうど1年ほど前のことなのですが、
今でも鮮やかに思い出せるほど本当にすばらしかったです。
初江先生の料理は、ご本人の懐の深さを表すような安心感にあふれていて、
何を食べてもじんわりおいしい。
そして、料理をしている姿をみると、
その仕事の丁寧さとスピードに改めて感服する。
坂田先生もキャラが表れているというか、がっちり力強く明るい料理。
皿から「おいしいから早く食べて!」と言われている気がした。
内田先生の料理は、なんでこんなに私が好きなものばかり…って感じで、
個人的運命の料理家さん(勝手に!)に認定させていただいたw
内田先生の考える食材の組み合わせをもっともっと知りたいなあ。
渡辺さんの料理は、こんなに色っぽい料理つくる人ってなんなの!と、
改めてぽややんとなった。
最小限の食材だけど、全部に理由があるからめちゃ鮮烈。
そして、「横のつながりが少ない」という料理家さん同士がキッチンに並んで、
あれやこれや話しているのをこっそり見るのもなんだかうれしかった。
食いしん坊同士、話が合わないわけないもんなー。
ぜひまたの開催をしたいし、
他の料理家さんなどにもご参加いただけるといいなあ。
会場を開放してくださった初江先生、本当にありがとうございました!