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★高知旅行(2014年5月10~12日) 1日目

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高知に縁の深いタビトラ先生&大福先生のお誘いで、初めての高知へ。
聞けば、魚も野菜もなんでもおいしくて、魅力的な飲み屋がたんまりあって、
県民はお酒が大好き!(大好きすぎて日本で初めての断酒会ができた県だそうなw)。
しかも「地元の友人たちと宴会しようよー」だなんて…そ、そりゃ行くしかない!
Mさん(先生たちとは、ほぼ初対面…)も誘って、飛行機でびゅいっと南へ~。

空港に着いただけで、この県が大好きになりそうな気配がプンプンする!
だって、空港売店で売ってるサンドイッチやおにぎりが、
「●●商店」とかの超ローカル弁当…。な、なんておいしそうな…はあはあ。


まずは、高知といえばの「ひろめ市場」でMさんとサシ昼酒〜。
あらゆる飲食店が集まるフードコート。

気になる店から好きなつまみや酒を買い集めて、
中央にある飲食コーナーで勝手に飲み食いするシステムです。
平日の昼間ですが、皆様バリバリ呑んでますな…。

どろめ刺し、よだれ貝の煮付け、ぶりこの煮物、イタドリの和え物、
しょうがすり身揚げ、きびなご寿司…。いいねえ、いいねえ。
飲み物は甘くないフレッシュ柚子ハイ。カンパーイ! うまー!

四国にいる間、何度も食べるであろうカツオ。

まずは、塩たたき。
むっ。香ばしくて身がふわっふわ〜。容赦なく生にんにくをのせて、ゆず果汁で!

「店頭で、わら焼きするなんて観光っぽいわね…」とか思ってごめんなさい。
聞くと、フードコートの中でも人気店で、地元民でもがっつり並ぶらしい。

かつお屋さんには、マンボウの天ぷらとかもあるでよ。

ほかの店をチェックすると、日本酒はショットで…百円‼? マジか!

「おつまみ、ちょっと足りないな~」とフラフラ店に近づけば、
200円のふわふわ出汁巻き玉子…。天国ですか、ココは。


腹ごなしに町を散歩。

このへんは珊瑚が有名だったのねー。
商店街に何軒も珊瑚専門店がある。

「小夏」という名産果物が旬ど真中だったので、
いたるところで売っている。皮が薄くて甘くておいしいのよー。
もちろん、知人・友人に送りまくった!


昭和な喫茶店で一休み。

竜馬ラテ…wwww

日が暮れてきたので、夕方から本格的に飲み歩きスタート!

東京の友人で高知出身のN姉妹に教えてもらった「くもん屋」へ。

お通しは、香味野菜たっぷりのなめらかな白和えにかつおの角煮。
両方すばらしいクオリティ……お酒くださーい!

シビれるメニュー書き。

「甘 氷 甘 トマト 氷 氷」…??

そうです、これが食べたくて来たのです。氷トマト!
注文を受けると、冷凍庫から板氷を出してシャッシャッと削り始める…

完全にかき氷なビジュアルに竹串を突き刺すと、
なんと中から冷え冷えのフルーツトマトが! 

「高知のフルーツトマトは日本一」と聞いてはいたけど、
確かに超絶うまい…見た目のインパクト以上。すごーい。

これが食べたかった、その2「うなぎ」!
ほわほわの卵焼きに、とろふわのかば焼き、甘辛いツメ…たまらんー!

ちなみに、メニューには「うなぎ」としか書いてないのに、
注文するとおもむろに卵焼きを焼いてかば焼きをのせてくれる。
先ほどの氷トマトも、メニューには「トマト」しか書いてないのよね。
料理が出てきて初めて驚く感じ、なんとなくメッシタを思い出したわ~。
ちなみに大将自身、この食べ方が一番好きだから…という出し方なんだそう。

ふたりで「すばらしいねー」と言いつつ飲んでいたら、
なぜか隣の席のおじさんが「おねえさんたち、コレあげる」と小夏をくれたw

まだまだ明るい。

都電が走る町はいいねえ…とか言いつつ、もちろんハシゴしまっせー。


こちらも行きたかった店「にこみちゃん」。
まだできて2年くらいだそうですが、めちゃ混み!
偶然、席が空いて助かったわ~。

もちろん看板商品からいただきます。

意外にも味噌っぽい煮込み…色は濃いけど味はちょうど良くて、モツがとろんとろん。
オプションでニラ(!)と卵をプラスしてみた。

クレソンのサラダだったかな…。

飲み物は、「柚子ハイ」と呼ばれる飲み物で、
グラスにたっぷりのフレッシュ柚子果汁と焼酎を注いでくれる。
変な甘さがなくてスッキリ。これいいわー。

大きなつくねは、コリコリの軟骨入り。
シロとかテッポウも食べてみたいけど、次がある(!)からガマン…。

カウンターに飾ってあったご主人。似てるww

夜も更け、先生チーム&地元民軍団と合流。
看板のない落ち着いた老舗店「月」のお座敷で、本格宴会スタート!
初対面の人ばかりですが無問題。酒呑みの繋ぐ縁、楽しすぎるわ~笑

そうだ。「高知で一番有名な漫画家さん」と紹介された方は、
高知新聞(高知は地元新聞を取る率が異常に高いらしい)で四コマ連載中の漫画家さん。 
おお、高知の植田まさし先生的な…??


まずは、生さば(!)のみかん酢から。
高知はお酢ではなく柑橘類を料理に使うそう。
ホントに柑橘天国なんだな~。

「残った汁を捨てないでね」と地元民のまいちゃんに言われ、
「?」と思っていたら、シメは、この漬け汁を温かいごはんにかけて食べる!
削った柚子皮もプラス。爽やかな香りと酸味が効いた汁かけごはん…うまー!

まんぼうの腸(!)の串焼き。

へー、初めて食べたわ。まんぼうが定置網にかかると食べられるらしい。
ミノみたいな食感で、むっちむち。柑橘をじゃっとかけて食べます。

「やけど」という小魚は深海魚で、海面に上がると皮がはがれるのでそう呼ぶそう。
たしかに皮がべろんとはがれてる。

メヒカリのようなふわふわの白身で、骨ごといけるやわらかさ。
これにも柑橘を…って、なんにでもかける! そして本当によく合う。

「はらんぼ」は鰹のハラミの塩漬け焼き。
あ、コレ九州のおじーちゃん家でも、よく出てきたなあ…これ半切れで一合飲めます。


感動的においしい青海苔の天ぷら。
さすか四万十川……磯の香りがすばらしや~。


もやし炒めに入っているカリカリさくさくしたものは…?
と思ったら、K先生が「日曜市で売ってる天かす~。私もよく市場で買う」だそうで、
なんと、あの憧れの日曜市天ぷら…!! しかし、仕入先を知ってるのがすごいw

トマト王国は、青いトマトもおいしい。全然酸っぱくない…。
ワインと日本酒が怒涛の勢いで空いていきますけども、まだまだ食べまっせ。

新ごぼうとゆきのしたの天ぷら。

周りにあるのは、そら豆かな…と思ったら、にんにく!
ほっくり甘いわー。奪い合うように即売り切れ。

甘辛く味付けされた砂肝の唐揚げにも、がっつり生にんにくがかかっている。

地元の人は、鰹への生にんにくのかけっぷりも容赦ないけど、ホントすごいよな…
「にんにくくさいとかないの?」と聞いてみたところ、
「老若男女、全員くさいから気にならない。気にしたこともない」だそうで。
いやー、素敵な県だなあw


ボトルの山を後にして、お次は生粋の高知っ子、まいちゃんに連れられ、
「オ〜イエイオ〜イエイ!!」なるカオス店へ。

店に入るとアラブ民族衣装を着た店主、ま~てぃんが火を吹いて迎えてくれます。
なんぞこれ……ww 店中が異様なテンションw

棚のワインを勝手に開けまくり、2500円飲み放題。
知らない人たちとカラオケしまくりで、気づけば午前1時半。

でも、なにより驚いたのは、まいちゃんの酔っぱらいおやじ仕切り力。
さすが子どもの頃からの英才教育…うまい! そして、まさかのもう一軒!

本日のトリを飾る7軒目は、熱狂的カープファンの店の2階。
カープファンのK先生とドラゴンズファンの友人が、
貸し切り状態の店内で野球と相撲について激論するのを眺めつつ飲酒…

まさかの焼きそば(大量のかつおがかかり、卵2個分の目玉焼きがのっている)と
メンチカツでダメ押し…でも、やたらおいしかったのと楽しかったのは覚えてる。
は~、濃い高知初日だった…ホテルに帰ったのは3時でしたけども…。ばったり。

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