
浅草駅の地下街にある小さなベトナム料理屋店「オーセンティック」。
前に来た時の印象がとてもよかったので、貸切りをお願いしてみました。
カウンターと外に出した簡易テーブルで12人までだったかな。
ベトナムで修業してきた日本人ご夫婦が営むお店。
今日は、「変わったものを食べたい」とだけリクエストして完全おまかせ!

初めての人もいるので、定番の生春巻きから。
ベトナムならではの薄いライスペーパーで、
千切り野菜がふんわり巻かれています。特製のピーナツみそだれで食べる。
前回食べて、めちゃめちゃ感動した揚げ春巻き。
どこにでもあるメニューだけど、これまで食べた中で最高だと思う!

ざくざくの皮に詰まった具が、すばらしくおいしいんだよねー。
ミントやパクチーなどのハーブと一緒に食べると口の中が小宇宙。
これは毎回、必ず頼みたい。
今日は、蒸し春巻きもあるのです。

むちむちの蒸したて皮で包まれた春巻きの上に、たっぷり野菜。
「生、揚げ、蒸しで全部皮が違うんですよ」とのこと。なるほどー。
サラダは、「ザボンとするめ、ハーブのゴイ」。

ザボンの甘酸っぱい果肉に、やわらかく戻したするめ…こんな組み合わせ初めて。
たっぷりのハーブと一緒に食べるとめちゃおいしいなあ。

フレッシュな金針菜の豆鼓炒め。
シャキシャキでうまい! ベトナムは金針菜が大好きらしい。

お酒はベトナム焼酎をレモングラスソーダで割ったもの。
ほんのりお米の甘みがあるんだよね。
箸休めに、未熟マンゴーの甘酢漬け。

甘くない硬めマンゴーなんですね。限りなく野菜っぽい。
青いパパイヤも食べるし、マンゴーも同じ立ち位置なのかな。
(青いときは野菜で、熟したら果物)
前回、「とても貴重」と話していた、「紫山芋とたたきえびのスープ」。

サイゴンでは良く食べる紫山芋だけど、日本ではやっと見つけて買い付けているそう。
まったりしたスープに浮かぶ、ほどよく叩いた海老がよく合う。

ベトナムワインなんてのも飲んでみようー!

ソフトシェルクラブをからりと揚げて、自家製のタマリンドソースを。
殻ごと食べられるやわらかい蟹だから、むしゃむしゃいただきまーす。

「山百合豚」という豚肉と野菜のいためもの。
少し酸味のあるソースで炒め合わせてあります。
ここで、まさかのコース外のものを追加注文!
この前に食べた、腐乳ソースの骨付き鶏煮込みが食べたいっ。

やー、おいしかったんだよねえ。
ほろほろの鶏に腐乳ソースがたっぷりしみこんで、パクチーどさっと。

いよいよシメで、レモングラスそぼろごはん~。
コレめちゃめちゃ好み。
ランチでも食べられるらしいので、今度来よう(ひとりじめしたい…)。
フォーボーは、牛肉のフォーですね。

ライムをたっぷりしぼって食べればさわやかすぎる。
スープがおいしくて、飲み干してもーた。

はすの実の温かいチェーはきんもくせいの香り。
あったかいのもあるんだね~。
いやはや、おいしかった。
好きだと思ったお店は、おまかせが楽しいね。
ベトナム料理って、あまり日本で食べる機会がないけど、これから通いたい!