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大洗「里海亭」

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家族で旅行しようと思い立ち、実家の両親と夫と4人で茨城の大洗へ。
海が見えるところがいいなー。
あと、大洗はあんこうが有名らしいので、あんこう鍋食べよう。

宿は、「里海亭」。

海沿いに建っている小さなお宿で、リニューアルしてまだ数年とのこと。

モダンなロビー。

書棚には、小説やエッセイの他、建築や美術、絵本などが目立つ。

暖炉があるよー。
お茶請けは、地元の芋(さすが茨城!)を使った2色ようかん。

部屋も、スッキリしてるけど暖かいムードで落ち着くなあ。

キッチンもついてるのね。冷蔵庫にはネストビール!w

お風呂(海の水平線と湯船が交わるように設計されている…って、わかりづらい)にも
のんびり入って、湯上りのミニ缶ビール(もしくは瓶の牛乳!)をゴクリ。

さー、夕食だ~。

地蛸の釜上げ、湯葉しんじょ。
むちむちのやわらかい蛸には、ポン酢のジュレがかかっている。
夫の大好物だからよかったね~。しんじょも、ふわっふわ。

お酒は地元のものを数種。

かごに入った盃を選ぶのも定番だけど、やっぱりうれしい。

里芋の茶碗蒸し。

すりつぶしたものと卵液を混ぜてあるのか、むっちりした食感。
上には蟹の身とだしあん。

お刺身。
ひらめ、鯵、ボタンエビ、鰆…。

一緒に添えられた長いもとちぢみほうれんそうが、やたらにおいしい。
この手の野菜を刺し身と一緒に出すのは珍しいけど、野菜自体がおいしいと大歓迎!

パリパリと皮が香ばしい地鶏あぶり焼きには、「辛香みそ」なるものをつけて食べる。

こーれーは、ジューシーでめちゃうま!
付け合わせは、蒸かしたあずまにしき芋、自家製白菜漬け。
器やあしらいも、いちいちセンスが良い。

お酒もまだまだいきまっせー。

あんこうの身、あんきも、皮湯引きの盛り合わせ。

プチベールや赤カブ漬けが添えてあり、こちらもおいしい。
酢味噌だれでいただきまーす。

いよいよ、あんこう鍋!

美しい鍋は特注品だそうです。おおー、これほしいな…ステキ。

地元でとれる新鮮なあんこうを、厚切りにしてたっぷりと。
スープには、もちろん肝を溶かし入れます。
ここの特徴であるおいしい野菜もモリモリ食べるべし! セリとごぼうがうまいぞー!

シメには焼きもちを。
もちろん、ごはんや麺なども選べるのですが、母の熱烈なリクエストで餅…。w

いやはや、おいしかったーー!
もう1回風呂に入り、書棚から借りてきた本を読んで爆睡。

翌朝は、海辺を少し散歩してから朝ごはん。

たっぷりの葉野菜に、ゆで大豆。上には地元のたたみいわし。
3種の自家製ドレッシングから選んでかけます。

明らかにおいしいがんもどきと、ブロッコリーの煮物。
むー、だしがきっちりしてるなあ…。


ふっくらしたかます塩焼き、甘みがちょうどいいみりん干し。
それに、ベストなゆで加減のゆで卵。コレうれしい。

母は、「お風呂上りに飲む牛乳が飲みたいわー」と持ってきてもらっていたw


おひつには、ホカホカのごはんがたっぷりと。

焼き魚にゆで卵、大根おろし、納豆、炊き立てのごはん、しじみのみそ汁…。
なんと理想の朝ごはん…。ふるふる。

さらに風呂に入ったりしてから、のんびりチェックアウト。
やー、良いお宿だったな。
リニューアルしたときにセンスのいいアドバイザーを入れたのだろうけども。


帰りも海辺を散歩して、近くにある市場で魚や野菜をたんまり買う。
あんこう、さすがの迫力!
車で行くと、思う存分買えるのがすばらしいねー。



東中野「ロムアロイ」

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毎度おなじみロムアロイ。本日も12人で貸切。

ビールを飲みつつ、ワインも持ち込みで四恩などなど。

まずは具だくさんのホーモックから。
レッドカレーペーストと魚のすり身を合わせて蒸したものですね。
これ好きなのよね~。タイに行くと必ず食べる。

ドーンと出てきた果物のサラダ。

ナンプラーとマナオベースのドレッシングで、数種の果物を和えてある。
実はタイにも果物のサラダ料理があるんだって。へーーー。

ばっちり発酵しているボール状の自家製ネーム(タイソーセージ)。

レモングラスやこぶみかんの葉の香りがさわやかー。
コリコリの豚の皮などがアクセントに入っている。うまーーー。


たっぷり(すごー!)の葉野菜とハーブもついていきます。
これで果物をやネームを巻いて食べるべし。

おなじみの生春巻きもどっさり。
むっちむちでハーブどっさり。間違いない。

今日はピーナッツとチキンのカレー。

めちゃ濃厚。この脂の分離具合がたまらない……。
シナモンスティックや八角を入れるのかー! マレーシアっぽい…。

炊き立てのタイ米も美しく。

「コノカレーニハ、パンガアウノ!」だそうで、珍しくトーストも。
へー、確かにパンも合う!

付け合せの卵は、いつもの目玉焼きではなく卵焼き。

かなり多めの油でふわっふわに揚げ焼きにするのがタイ風ですね。
う、う、うまいーーー。

今日もごちそうさまでした。
お腹いっぱい過ぎて動けない人続出ながら帰宅!




渡辺康啓さんの料理教室(2回目)

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料理家・渡辺康啓さんによるプライベート料理教室へ。

ふだんは酒なしのお教室らしいですが、
酒呑みメンツばかりなのでワイン持ち込みにさせていただきました。ぐふふ。
2回目ですか、楽しみだなー。

今日も、ピカピカに磨き上げられたシルバーたち。


テーブルで説明を聞いてる間に、もう飲み始める私たちw

持参してきたオリーブを渡辺さんに渡すと、こんなシャレオツになって出てきた!

包装されたままのチーズたちだって、渡すだけでこんなお姿に! すごー!
(ワインが進んでしまうやないか…!)

ずっと飲んでるわけにもいかないので、キッチンに移動。グラス付き。

カウンターには、羊! 羊! きゃー!

はーい、始めますよ。
まずは果物とハーブのサラダ。

聞いただけで挙手したくなる好みの組み合わせ!
(数品を同時進行していますが、便宜上まとめてご紹介します)

本来はフロマージュブランを使うのだけど、
品切れだったそうで水切りヨーグルトで代用。

生クリームでコクをUPさせ、ディルどっさり。はあはあ。

きんかんといちご。美しい。

和えればできあがりです。

お次は、ピアディーナというロマーニャ地方の無発酵パンを焼く。

まずは生地づくり。
小麦粉に塩、水、ラード(!)などを混ぜ込んでいく。

こねたらボウルをかぶせてねかせておく。

あとはステキフライパンで焼くだけ。いーね!

実は本日、このパンをつくると聞いて持ってきたものが…。
「サルメリア69」の生ハム!!!
ここのを食べ始めると、ほかで生ハムを食べられなくなる罪なハム…

買いに行ったついでに店の前に椅子を出してもらい、一皿たいらげてきましたけどね。

だってさー、切りたてが一番おいしい!
お共は、店で売ってる限定ベアードビール。


それぞれのハムに解説付き。こういうの、うれしいよね。

好みのハムをルッコラとともにのせていきまして…

オリーブオイル、おいしい塩をパラリ。

いっただきまーす!

カリカリもちもちの焼き立てピアディーナに、最高の生ハムとおいしいオイル。
やー、たまらんなあ。発酵なしでも十分!

牡蠣のおろしスープ。
この組み合わせだけ聞くと和風っぽいですが、なんと洋風の仕上がりになるそう。

鬼おろしですりおろした大根おろしに、にんにく(!)。そこに牡蠣。
ぷっくりふくらむ牡蠣がうまそーーー。

皿に盛り、オリーブオイルと黒こしょうをガリゴリ。
むきゃー。
牡蠣の旨みと大根の甘みだけで、こんなに滋味あふれるスープになるんだねー。

本日のメインは、羊のロースト。

この立派な羊…やー、いいねえ。最高だね。美しいねえ。
食材を見ているだけで、うっとりよだれ。

羊を焼きつつ、付け合せのにんじんのグラッセを仕込む。

にんじんのグラッセって、正直あんまりおいしいと思ったことないけど…
でも、マットーな食材でちゃんとつくると違うのねー。びっくり。

羊を焼くポイントをたくさん聞きつつ、ふむふむ(よだれ…)と肉を見つめる私たち。

じりじりじり…

焼けたら、マダガスカルの黒こしょうなるものをパラリ。
このこしょう、山椒みたいな香りがするなあ。

美しいロゼ色の肉をうっとり眺めつつ、甘い脂を堪能。

ワインも進みすぎるんですけども!!!(泥酔教室)

デザートは、ティラミスでございます。

あんまり甘いものを欲しない私ですが、実はティラミス大好きなんですわ。
はっ。卵だから…? とか、だけじゃないと思うんだけども(小声)。
青い箱は、イタリアの「サヴォイアルディ」というお菓子。底にしきます。

メインの生地は、卵黄にマスカルポーネや生クリーム、砂糖を混ぜ混ぜ。
香り高いマルサラ酒も加えます。これで一気に大人っぽくなる。

サヴォイアルディにエスプレッソをしみこませませましてー。

クリーム生地をのせていく。

おお。型に入れず、直接お皿に重ねていくんですね。
このアンティークのお皿が、またステキ!

ココアをふりかけたらできあがり。
このまま冷蔵庫で冷やします。きゃほー。

このティラミスは、自宅でパーティーするときに出したら盛り上がりそう。
皿までなめたいおいしさでしたわ…。

やー、2度目の教室だったけど、「料理ってセンスだよなー」と改めてしみじみ。
渡辺さんのレシピは、どれも色気があってうっとりさせられっぱなし。
こういう料理を生活に取り入れれば、ちょっと心に余裕ができるんじゃないかなと思う。
また伺いたいわー!

下高井戸「おふろ」、四谷三丁目「カルネヴィーノ」

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数年前に行った下高井戸の「おふろ」へ。

生ビールは、ガージェリー・エステロ。

お通しは、鶏スープ。

モツとゆで卵のサラダとか食べつつ。

ワインはグラスでいただこうかな。

名物というメンチカツ。

とりあえず食べて出たものの、なんとなーく今日はパスタ気分…。
おーし、カルネヴィーノ行きますか!(まさかの!)

マネージャーの今井くんにお電話し、その足で四谷三丁目へゴーゴー。

いきなりサッサイア。
わーん、おいしい。あざっす!

メギスのフリット。
身がほくほくで、はらわたはほろ苦い。

このワインがよく合ったなあ。

牡蠣とわかめのスープに白子のポワレ。

って、こんなスープ、うまいにきまっております
牡蠣の濃厚な旨みとわかめの海の香りがたまらん…そこに、ねっとり白子!

あえて赤。

ダミヤンさんのワイン、好きだ。

牛の胸腺ラグーのパッパルデッレ。

ぷりぷりとろとろのソース、やばいわー。
手打ちのパッパルデッレによくからみます。

まさかの肉盛り合わせまでいったww

仔牛のタン、鹿の内もも、馬のハラミ、短角牛のイチボ!
すべて熟成させているので、肉のうまみが半端ない。いい香り~~~。

写真見ると、まだまだ飲んでますね。

マッサヴェッキア先輩。

マリポーザ!

なんでベアードビール飲んでるのww

いやー、いくらなんでも食べ過ぎ飲み過ぎだと思いますが悔いなし!


代々木上原「ル・キャバレ」

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ディナーで久々のル・キャバレへ。

いつ来てもルヴァンのパンがおいしい…。

根セロリのサラダ。

くるみたっぷりで、自家製マヨネーズとシャキシャキ根セロリの相性最高。

ワインはこちらを。

ル・キャバレといえばクリュディテ。

美しいなあ…。
しかも味も本当においしい。

豚足のガレット。

カリカリの表面にナイフを入れれば、むちむちの中身。
唇をてらってらにして食べる。

バベットステーキも安定のおいしさ。
このハーブバターソースがたまらんのよね…。

たっぷりのふわふわマッシュポテトが添えられる。

ワイン、もーちょっと飲んじゃおうかな。
というか、ほかにも飲んだよw


四ツ谷「四ツ谷ブルワリー」

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四ツ谷のベルギービール屋さんで、夫と夫友人たちと飲み会。
病室から抜け出して行ったんだけど、夫が本当に楽しそうでよかったよ。

飲み放題なので、夫の分もバンバン飲むぜー。
まずはシメイから。

料理もおいしいのです。

自家製のオイルサーディンとかね。

ナッツがぎっしりのったレバーペースト。

トリッパの煮込み。

ベルギーだと、フライドポテトのことをフリッツっていうんですね。

ムール貝のヒューガルデン蒸し。

「ちょっとしょっぱいね」とつぶやいたら、店の人が聞きつけて作り直してくれた。
おー、好感度UP。残った蒸し汁にフリッツをひたして食べてもおいしい。

ベルビュークリーク、甘酸っぱくて大好き。

この後、夫が「どうしても行くんだ」ときかないので、
皆で歩いて近くの支那そば「こうや」に行ったんだな。

自分は何も飲み食いできないのに、
みんなといるのが楽しくて、まるで病気じゃないみたいで帰りたくなかったんだね。

Jくんが激辛のラーメン頼んで、全然食べられなくて皆で大笑いしてたの覚えてる。
この日が、夫が友人たちと外食した最後の日だったけど、
本当にみんなどうもありがとう。

代々木上原「ル・キャバレ」

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初ランチでル・キャバレへ。
ランチメニューに、最初からワインがついているのがフランスぽくてうれしい。
(ちなみに神楽坂界隈のフレンチは皆そうですね。さすがフランス町…)

友人は、アンディーブのオムレツ。
半熟でとろっとろ。

メインは、アッシパルマンティエ。
牛ひき肉とマッシュポテトとチーズのオーブン焼きですね。


もちろんセットのワインだけでは足りないw

私は、コレが食べたかったのです…。
クロックルヴァン!!!

少し酸味のあるルヴァンのパンで作るクロックマダムで、
厚切りのパンの上にベシャメル、ハム、トマト、半熟の目玉焼きが乗っている。
これをナイフで切りながら、付け合せのラぺや葉野菜と一緒に食べると最高!
やー、すばらしいバランスだなあ。

ワインも追加でどんどん飲みます。
この白、前に飲みたかったやつだー。

昼からほろ酔い。
帰りは近所をふらふら散歩するのも良いものですな。

浅草「オーセンティック」

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浅草駅の地下街にある小さなベトナム料理屋店「オーセンティック」。
前に来た時の印象がとてもよかったので、貸切りをお願いしてみました。
カウンターと外に出した簡易テーブルで12人までだったかな。

ベトナムで修業してきた日本人ご夫婦が営むお店。
今日は、「変わったものを食べたい」とだけリクエストして完全おまかせ!

初めての人もいるので、定番の生春巻きから。
ベトナムならではの薄いライスペーパーで、
千切り野菜がふんわり巻かれています。特製のピーナツみそだれで食べる。

前回食べて、めちゃめちゃ感動した揚げ春巻き。
どこにでもあるメニューだけど、これまで食べた中で最高だと思う!

ざくざくの皮に詰まった具が、すばらしくおいしいんだよねー。
ミントやパクチーなどのハーブと一緒に食べると口の中が小宇宙。
これは毎回、必ず頼みたい。

今日は、蒸し春巻きもあるのです。

むちむちの蒸したて皮で包まれた春巻きの上に、たっぷり野菜。
「生、揚げ、蒸しで全部皮が違うんですよ」とのこと。なるほどー。

サラダは、「ザボンとするめ、ハーブのゴイ」。

ザボンの甘酸っぱい果肉に、やわらかく戻したするめ…こんな組み合わせ初めて。
たっぷりのハーブと一緒に食べるとめちゃおいしいなあ。

フレッシュな金針菜の豆鼓炒め。
シャキシャキでうまい! ベトナムは金針菜が大好きらしい。

お酒はベトナム焼酎をレモングラスソーダで割ったもの。
ほんのりお米の甘みがあるんだよね。

箸休めに、未熟マンゴーの甘酢漬け。

甘くない硬めマンゴーなんですね。限りなく野菜っぽい。
青いパパイヤも食べるし、マンゴーも同じ立ち位置なのかな。
(青いときは野菜で、熟したら果物)

前回、「とても貴重」と話していた、「紫山芋とたたきえびのスープ」。

サイゴンでは良く食べる紫山芋だけど、日本ではやっと見つけて買い付けているそう。
まったりしたスープに浮かぶ、ほどよく叩いた海老がよく合う。

ベトナムワインなんてのも飲んでみようー!


ソフトシェルクラブをからりと揚げて、自家製のタマリンドソースを。
殻ごと食べられるやわらかい蟹だから、むしゃむしゃいただきまーす。

「山百合豚」という豚肉と野菜のいためもの。
少し酸味のあるソースで炒め合わせてあります。

ここで、まさかのコース外のものを追加注文!
この前に食べた、腐乳ソースの骨付き鶏煮込みが食べたいっ。

やー、おいしかったんだよねえ。
ほろほろの鶏に腐乳ソースがたっぷりしみこんで、パクチーどさっと。


いよいよシメで、レモングラスそぼろごはん~。
コレめちゃめちゃ好み。
ランチでも食べられるらしいので、今度来よう(ひとりじめしたい…)。

フォーボーは、牛肉のフォーですね。

ライムをたっぷりしぼって食べればさわやかすぎる。
スープがおいしくて、飲み干してもーた。

はすの実の温かいチェーはきんもくせいの香り。
あったかいのもあるんだね~。

いやはや、おいしかった。
好きだと思ったお店は、おまかせが楽しいね。
ベトナム料理って、あまり日本で食べる機会がないけど、これから通いたい!


浅草「餃子の王さま」

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「餃子の王将」ではありません。餃子の「王さま」!
そんな名前の老舗餃子店が浅草にあるというので行ってきましたー。

すてきな店構え。
1階では、せっせと餃子を包んでいる。

店内、めちゃタイプの昭和遺跡なんですけども…はあはあ。

メニューもシンプル。

まずは「王さまの餃子」からいってみましょう。

野菜が多めでさっぱりした味わい。皮がもちもち!

備え付けの巨大ラー油。

やっぱ昼餃子には昼ビール! ごくごく。

美しい焼き色の肉餃子。

たしかに肉度が上がった! どちらも好きだわー。


レバニラに、ごはん、スープ。
どれもマット―でおいしい。

ショーウインドウにあった表示。

ここの餃子を食べると、肌が美しくなって、白くなって、髪がフサフサになるらしいw
そりゃますます来なくちゃね~!

浅草「オーセンティック」

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二度目の浅草「オーセンティック」貸切!
12人も入るとぎゅーぎゅーの小さなお店ですが、
お任せ料理をお願いすれば、めくるめく未知のベトナム料理が食べられる。

まずは、揚げ春巻き、ボー・ラ・ロットの盛り合わせ。
こちらの揚げ春巻きは、
これまで食べた揚げ春巻きの中で断トツおいしい(ベトナム現地より!)。
「よくあるメニュー」などと思わず、来たら絶対に食べたほうがいいと思う~!

幾層にもなった揚げ専用のカリカリ皮に、海産物がどっちゃり入ったひき肉タネ。
なますと一緒に食べれば、「な、な、なにコレ!」と感動します。

ボー・ラ・ロットは、ラロットというコショウ科の葉で牛肉タネをはさんだもの。
ヌオックマムとひき肉って、ホントによく合うなあ…。

ふわふわの生春巻き。

これも野菜がたっぷり巻かれていますが、
さらに香草を添え、ピーナッツのようなたれにつけて食べます。

トム・コー・コークエットという干し海老の甘辛煮。
佃煮っぽい感じ…お粥とかとか食べてもよさげだなー。

バナナの花のつぼみのゴイ。

ゴイ=サラダですね。酸味と甘みのバランスがすばらしー。
バナナの花ってサラダでも食べられるのね。

有機無農薬アスパラとベトナム産の干し稚アワビの炒めもの。

稚アワビって初めて見たけど、かわゆい。乾物で流通しているそうです。
シコシコとした食感で、シャキッとアスパラとぴったり。


ビーツのベトナムスープ。
真っ赤で透明な色が美しい。


夜来香(イエライシャン)と尾付き海老の炒めもの。

この野菜、「夜来香」も初めて見ました。すすきみたい!
中国ではメジャーな野菜だそうで、ベトナムではティン・リーというらしい。
ちょっとほろ苦くておいしい~。

どーんと出てきたのが、丸魚の詰めもの揚げ。

こういう揚げ物、確かにベトナムでよく食べた記憶が…。
骨もやわらかいので、ほぐしてたっぷりの生野菜と一緒に食べる。

おどろいたことに、まさかの鴨が登場!
「マグレカナールのオレンジ風味ベトナム流」という、こちらのスペシャリテ。

フランスの植民地だったから、鴨料理もけっこう食べるのかしら??
ヌオックマムとオレンジって合うんだな…と目からウロコ。
ソースも黒粒こしょうがピリリと効いて、たまらんー!

シメはラップスン(ベトナム腸詰)のおこわ。

わーい、わーい。ベトナムおこわって大好きだー。
もちもちのお米に、腸詰の脂と香りがほどよくまわっている。
パクチーや小葱と一緒に口に入れれば、幸せの味…。

このあと蒸しケーキのデザートがあったはずなんだけど…
まさかの写真撮り忘れたらしいw えーと、気になる方はぜひ予約を!

小伝馬町「ともすけ」

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ごぶさたの「ともすけ」で初江先生とサシごはん。

エーデルピルスの生ビールを飲みつつ、
アミューズは鶏レバーとしょうがの赤ワイン煮パテ。
あー、いつもながらメニュー熟読するだけで幸せ…。

まずは、前菜の盛り合わせを。

カルチョーフィのカポナータ、新大豆のやわらか煮 リコッタとパルミジャーの和え、
自家製生ハム、イタリアきのこのマリネ、イナダの蒸しマリネオリーブオイル漬け、
春にんじんとクリーンオリーブのピクルス…。
どれもこれも、毎度ながら酸味のバリエーションが多くて感動。
すばらしいなあ…。


サラダは、石毛さんの香菜から。
ただそれだけでサマになる、華やかで力強い味と香り。


石毛さんのルッコラのバルサミコ和え。
こちらも、ルッコラのほろ苦さがばっちりあってステキ。

たたききゅうりと豆苗、モッツアレラ 3種のオイル和え。

こちらの定番サラダだけど、食べるたびにしみじみうまい。
この組み合わせ、ゴールデンコンビだよなあ…。

ワインも、白からおまかせで出していただきます。

牛すね肉と鶏肉のボリートミスト  アンチョビ、パセリのサルサヴェルデソース。

2種の肉をひたすらやわらかく煮てほぐす伝統料理。
ともすけさんのサルサヴェルデ、好きだなあ…
ほどよく酸味が効いているから、お肉もサッパリ食べられる。

ほうれんそうと羊肉ラグーのグラチネ。

粗くたたいた羊肉のラグー、うんまい!!!!
ほうれんそうにチーズとからめながら食べます。赤ワイン…!!!

パスタは時期モノを食べるのが楽しい。

自家製ふきのとう味噌とペコリーノ(羊チーズ)のタリアテッレ。
手打ちの平麺に、春のほろ苦さがたっぷりからんでおります。
ペコリーノのパンチと組み合わさって至福の味。たまらんーーー。

やっぱり食べたい、みょうがと白ワインとレモンのリゾット。

これねー、みょうが好きには本当にたまらんのですよ。ビジュアルも最高。
自宅で何度かマネしてみたんだけど、うまくいかないのよねえ。

先生は甘いものがお好きなので、
ピエモンテ州の伝統菓子「ボネ・ビター」を頼んでみる。

ともすけさん曰く、「酒のみにこそ食べてほしい特製デザート」だそうですよ。
確かに、濃厚ビターなココアプリンにアマレットの香り…おお、コレはうまい。
なんでもかんでも「甘いものは食べない」と言っていてはいかんなあ。

ともすけさんの料理って、「あれが好き」「これが好き」というよりは、
料理のセンスが丸ごと好きなんだなあ。何をつくってもらってもキュンとする。
ホント、季節ごとに来るべきだなー!

代々木公園「アヒルストア」

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ひょんなことから当日決まったアヒルストア。

ご一緒したYさんの黒い力(笑)なのか、混雑時間に樽席がとれたー。

まずは泡と微発泡ロゼで乾杯しまして。

定番の「クレソンと卵のサラダ」~。

ねっとりした黄身のゆで卵に、
玉ねぎドレッシングがきいたほろ苦いクレソン。うまー。

チェンマイ好きな斉藤さんのスペシャルサイウア!

なんで急にタイ料理…と思うなかれ。めちゃめちゃおいしい~。
ハーブたっぷりで、パンチのあるヴァンナチュールによく合う。

ワインどんどんいきましょー。

じゃがバターとほたるいか。

ほくほくじゃがいもにバターの塩気、ほたるいかの濃厚みそがぴったり!
なんなら、がーっと崩して食べたいね。


青のりと桜えびの揚げパン。
いわゆるゼッポリーニですね。もっちもち。

カツオとブロッコリーのサラダ。

上にもろもろとのっているのは、ラディッシュやブロッコリーの芯をピュレにして、
マスタードとかビネガーを混ぜたドレッシング。


このふたつlおいしかったなあ…。

ドーンと来ました。
メルゲーズ(羊のソーセージ)と焼き大根のクスクス!

自家製のジューシーな羊ソーセージに、豆入りのソース、パクチー。
香ばしい焼き大根もほっくり煮えて、おいしいなあ…。
確かにクスクスには、大根のようなホクッとした食感の野菜がよく合うよね。

チーズをつまみつつ、だらっとぐびぐび飲み。

シェーブルうまい!!


帰りはじゃがいもとローズマリーのフォカッチャと、
黒コショウのバゲットを買って帰りました。
やー、立飲みだけど良く呑んだなあ。大満足。ごちそうさまでしたー!

群馬「すっぽん やじま」

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夫が亡くなってから、初めての「やじま」。
以前から両親と予約していて、夫も行くのを楽しみにしていたんですけどね。

夫が闘病中、滋養の高いすっぽんスープや、
庭の巣箱で養蜂した貴重なはちみつを何度も何度も送ってくれたご主人。
ホント、遠い親戚のおじさんのようだった。

まずはご報告をして、これまでのお礼を伝えました。
最期の方は固形物が食べられなかったので、
やじまさんのスープを飲んで、何度も「おいしい、おいしい」と言っていたのですよ。

「夫のぶんも食べますので!」と話しつつ、まずは部屋で手作りの柏餅とお茶。
椿の鉢がステキだなー。

ゆっくりお風呂に入って、いざ夕食。

一応、「今回だけ」と夫の写真を持ってきていたのですが、
なんと奥様が陰膳を用意してくれていた…。本当にありがたいなあ。
Kちゃん、よかったねー。涙

先付け。

しどけ山菜のうに添え、しょうぶ酒、すっぽんの肝煮、木の芽寿司、ちまき。
不幸があったときに出されるというお団子も。

今日のお酒は、焼酎にいたしました。
宿の名前入りのものをボトルでお湯割り。

お刺身は、桜鯛、真ふぐの白子、伊勢海老!
三種のおしょうゆと薬味でいただきます。

鯛はコリコリ、白子はとろとろ、伊勢海老は甘くねっとり…ぜ、ぜいたく。
下の葉っぱは、裏山に咲いている二輪草とわさびの葉です。
わ~、なんて可憐なの!

松輪の黄金サバ、サバの白子、よもぎ生麩のお椀。

これまた松輪の黄金サバって…あわわ。
白子も初めて食べたなあ。むちむちの生麩と、完璧なおだしがスバラシイ。

出ました、和歌山の鮎の塩焼き。
春ですな~。

大きな鮎のしっとりした身に、ほろ苦いはらわた。
柚子のほかに、だて酢もついてきます。

新たけのこの蒸し焼き。
うーん。まったくえぐみがなくてやわらかい…最高すぎ。

裏の竹林で育ったとれたての先端だけを出してくれている。
塩漬けの山菜と一緒に食べると、まさに春の香り。


地元の上州牛とすっぽんのお椀。
クリアなだし汁に、やわらかな肉…お酒がすすむなあ。

アメーラトマトといちごの麹クリーム添え。

なんと、いちごにトマト…!
麹クリームに白髪ねぎって合うのね。

海老と里芋と三菜のかきあげ。

揚げたてのふわふわプリプリサクサクを塩で食べる至福といったら!
オレンジジュースで割ったすっぽんの生血とライム胆汁をお供にw

これだけ食べて、すっぽん雑炊。
食べきれない分は明日の朝、出していただきます。

あーあ。
雑炊が大好物だった夫に食べさせたいなーーー。
でもさ。仕方ないよね。うん。


デザートは、柿の寒天寄せ。


ふかふかの布団でぐっすり寝て、翌朝おいしい朝ごはんをいただいて帰宅。
また季節が変わったら伺いますねー! ごちそうさまでした!

曙橋「敦煌」

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名店と噂を聞いていた曙橋の「敦煌」。

昔から通っているという初江先生と、ご一緒させていただくことに。わーい。

カウンターに座ると、簡素だけどピカピカの厨房が見える。
料理はおまかせコースのみだそうなので、ビールを飲んでしばし待ちます。

一品目は、イカ。
すいません、真っ白すぎてピントが合わないww

むっちりイカ刺しに、塩とライム(!)。
うーーーん、シンプルだけど見た目も味も美しい。

中華風のピクルスも真っ白…。カブ、カリフラワー、にんにく。
むむむ…
こんなラフなたたずまいのお店なのに、とんでもない美学を感じるのですけども!

よだれ鶏的な豚肉料理。

セロリやきゅうり、たっぶりの葉野菜の上に、薄いしっとり豚しゃぶがびっしり。
かかってるタレが、めっちゃうまいー。

紹興酒は、こんなかわゆいポットに入って出てくる。

冒頭の写真は、親指の爪くらいの大きさの小さな水餃子。
むちむちの皮も、独特なあんも、ココナッツ風味のタレ(!?)もすばらしい


きぬさや、アスパラガスなど緑の野菜のいためもの。
緑だけって美しいなあ…そして、アスパラを噛むとじゅわっと野菜汁が。

ふわふわの衣の海老チリソース。
なんと、セロリを一緒に炒めてあるのねー。


イカすり身を湯葉で巻いた蒸し団子。
マジで、ぷりんぷりん…う、う、うまい。

干し椎茸と生麩の煮物。
こってりした中国醤油味は、ごはん欲しくなりますねー。

鶏だしのスープ麺。
クリアなスープで、しみじみ染みる…。

デザートはいくつか選べるみたいですな。

なぜかベトナム風プリンのバインフラン。
コンデンスミルクたっぷりで、クラッシュアイスがのっている。

ココナッツごま団子もふわふわ~。
たっぷりの温かい中国茶でいただきます。

いやー、すんごいおいしかった。
体にやさしい中華って物足りないものが多いんだけど(街の中華料理屋大好きw)、
こちらは満足感がすばらしいなあ。
人数が多いともっといろいろ楽しめるらしいので、次回はぜひ!

渋谷「どうげん」

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肉番長のIさんが開催してくれた、10数人での焼き肉宴会。
会場の「どうげん」は、
渋谷の道玄坂を上がったラブホ街のど真ん中にあります。w

店内はモクモク系。
ビールケースの椅子に座り、ガスの鉄板を囲んでビール!
まずはカクテキときゅうりキムチから~。ボウルに入ってるw

バットに入った肉祭り。
「りんご」という謎のメニュー。
トップ画像ですが、こんなサシ系、久しぶり~。
軽くあぶって、細切りのりんご(!)を巻いて食べるとめちゃうま!


ホルモンもぶりんぶりん。
脂が甘い~~~。

和牛切り落としだったかな?

笑えるのは、マッコリ一升ってのがあるんですけど。
もちろんいくでしょ!

他にもカルビやらハラミやら焼きまくり、オンザライスしている人もちらほら。
そりゃうまかろう…。

シメは卵スープ。

白濁にふわふわの卵、好みだな~。

そして、「ザ・麺」という和え麺が登場!
なーにコレ。見た目は真っ白なんだけど、ストレート麺にもやし…?

食べるとごま油が効いていて、とんこつスープっぽい味がする。
ほとんど麺なのに、すんごいうまー!
みんな「おなかいっぱい」と言いつつ、麻薬のように食べていたw

久々にわいわいがやがやして楽しかったよー。
ごちそうさまでした!

小伝馬町「ダリヤ食堂」

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小伝馬町にあるモロッコ料理店「ダリヤ食堂」。
HPを観てみたらよさげだったので、おじゃましてみました。
そしたら、これが大正解! 小伝馬町、熱いなあ…!

女性2人でやっているそうで、
1階は中東やアフリカ、アジアの雑貨を扱っている。
(これがまた、かわゆいものばかり! アフガニスタンのお皿とか…)

2階にあがってビックリ。
背をかがめないと入れない、ロフトの客席になってる~。

床にはペルシャ風のじゅうたんやクッションがびっしり。
照明もムーディーで、いいねいいね!


まずは、チュニジアとモロッコのビールを。

前菜に、ファラフェル。

中東では定番のひよこ豆コロッケですね。
サラダがついて、ヨーグルトソースがかかっている。
あつあつホクホクでうまいー。

ほたるいかのピルピル~。

ぐつぐつ煮込まれたソースの中に、ほたるいか!
プチュッと内臓がはじけて濃厚なソースとよく合います。

自家製のパン「ホブス」もざっくりふんわり。
ピルピルのソースを根こそぎぬぐいまくり!


ワインは、チュニジアの赤を。

チュニジアのブリック。

春巻きの皮で自家製ツナ、ケッパー、つぶしたじゃがいも、卵を包んでいて、
ナイフを入れると黄身がとろりと出てくる。ふわりとクミン。
現地ではブリック専用の生地がスーパーなどに置いてありますね。

ハリラは、モロッコのみそ汁のようなスープ。

ひよこ豆、レンズ豆などが入って具だくさん。
トマト風味で、けっこうおなかいっぱいになるわー。

テーブルのミニタジンには、塩とクミンが入っている。
クミン好きにはたまらんね~(かけすぎると全部同じクミン風味になるので注意!)

季節の野菜たっぷりのクスクス。

全粒粉のクスクスなので少しプチプチしてておいしい~。

野菜のうまみが出たスープを、たっぷりかけていただきます。

そういえば、日本でタジン鍋が流行ったとき、
タジン鍋にクスクスを盛っている人が多かったらしい…。
確かにモロッコ=タジンとクスクスのイメージが強いし、
タジンには食器の役割もあるのでダメではないのですが、
本来、クスクスは皿に入れるもの。
モロッコ人から見ると、ちょっと不思議な光景だったのかもw


マトンとアーティチョークとグリンピースのタジンを注文。
季節のスペシャルタジンですね。

ふたをあけるとマトンがほろほろ! 
アーティチョークと組み合わせるのか~。なるほど。


食後酒に、いちじくの蒸留酒「ブッハ」を。
強いお酒ですが、いちじくの甘い香りがいいなあ。

一応モロッコのミントティーをお願いしたら、お菓子もついてきた。
ミントティー、甘いけどじんわりおいしい。

お店のお二方も、とても感じの良い方だったし、
(しかも、お一人はご近所の駅だった!)
ロフトでのんびり食事するの楽しい。
この後もすでに数度伺うお気に入り店だったりします。

中野坂上「ら・すとらあだ」「プチ小西」

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中野坂上の住宅街にあるお蕎麦屋さん「ら・すとらあだ」。

外には看板もなく、完全に民家!w
でも中に入ると、おいしい蕎麦とつまみ、お酒がいただけます。

おじゃまするのは、このときで2度目…だったかな?

志賀高原ビールを数種から選び、手作りのお豆腐を。
この豆腐、甘みがあってとてもおいしい~。お塩でいただきます。

日本酒も種類豊富!

昇龍蓬莱からー。

ほわほわの鶏肉団子煮物は、ごぼうと一緒にかつおだしで煮てある。
土の香りがして良いですな~。

酔右衛門!


きゅうりのクリームチーズ和え。
あっさりしたチーズって日本酒に合う。上にはかつおぶし。

篠峯。


ふわふわジューシーな出し巻き!
お蕎麦屋さんならではの、贅沢なだしがたまらんわー。

新政の「6」。
こちらは、いちいち酒器がステキですね。


この日の1種目のお蕎麦は、福井の三度挽きって言ってたなあ…。
コシが強くて、蕎麦の香りも力強い。

もうひとつは太目。

富山か北海道の蕎麦粉だったような…さすがにうろ覚えw
2種、全然違うものを少しずつ食べ比べられるの楽しい。


食後はプチ小西に寄ってラピエールとかテンペ。
店が近くなので、ハシゴするのもオススメですね~。


荻窪「サンパ」

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ワインつながりの縁で、友人たちが絶賛していた荻窪「サンパ」。
荻窪に、そんなにスバラシイお店が…? 

さっそく伺い、完全おまかせコースでお願いします。
今日は内臓料理と、シェフが山でとってきたばかりの山菜がテーマだそう(わお!)。

まずは、泡から。
すべての皿に合わせてワインを一杯ずつ出してくれる。

バイザグラスってやつですね。
ワインに力を入れているお店だからこその醍醐味…!

美しい、とろいわしのタルタル。

アンチョビが入っていて、上にはフロマージュブランとポワブル。
混ぜ混ぜして、カリカリのトーストにのせて食べるとうんまーーーー!!

こちらの定番だという、タンとガツのテリーヌ。

ゼラチン質でかためてあるのですが、タンもガツも超しっとりやわらか。
マスタードとディルのソースにからめつついただきます。

ワインは、こちら~。

ハツのシェリービネガーレモン煮込み。

ひたすらビネガーで煮込まれたハツは、ふわっふわ。
一切くさみがなくて、脂と酸味のバランスもすばらしい…。
野生のルッコラ=セルバチコと春菊のサラダの上にのっております。

にゃんこワイン。
ドイツフランケン地方のもので、意外と辛口。

炙りサーモンと小豆菜のテリーヌ。

こちらの料理は、「層」的なビジュアルが本当に美しいなあ…。
今の時期だけしかとれないという、北海道の「なるこ百合」という山菜サラダと、
フキノトウとアンチョビとにんにくのペースト添え。ほろ苦くて最高。

ワインはセミヨンとソーヴィニヨンブランのブレンドだそう。
クリアボトルなの珍しい~。


はまぐり、ムール貝と、北海道の小さな貝のワイン蒸し。
ふっくらした身はもちろん、やっぱり蒸し汁がめちゃおいしい~。

いとよりの燻製を、魚の骨からとったスープに浮かべたお料理。
白濁したスープにスナップエンドウなどの春野菜入り。

魚でも、あえて赤を推すそう。
2000年のワインで、やさしい香り。

ほろほろの牛すね肉と内臓のクリーム煮。

サラリとしたクリームに、ほどよく脂がとれた繊維状の肉が合う!
うんまーーー!

ワインもどんどんいきましょう。
かわゆいエチケット。

豚足、ロニョンなどを網脂で包んだロースト。

マスタードと赤ワイン牛すね肉を煮込んだ汁のソースと、
レンズ豆が添えられている。

断面、きゃ~~~。

そして、皆さまお待ちかね! デザートタイム!(棒読み)

生チョコ、ババ、オペラ、いちごの柏餅…
手がかかったものばかりの盛り合わせ。いちご柏餅ムース、おもしろいですね。

コーヒーを飲みながら、ココナッツのフィナンシェ。
やー、食べた呑んだ…久々にがっちり手のかかったフレンチ食べたな~。
荻窪にこんな名店があったとは。またぜひ伺いたい!

江古田「まちのパーラー」「江古田ヘム」練馬「ひょうたん」新井薬師「カタリナ」

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何度目かの江古田ツアー。
まずは、お初の「まちのパーラー」へ昼からゴーゴー!

おいしいパンとビオワインのお店。
「こんなところにあるのー?」って感じの住宅街にあります。

よなよなエールを飲みつつ、巨大な季節のキッシュ。
それに、しっとりした激うまローストポークをはさんだカンパーニュサンド。

このカンパーニュ、酸味があって好きだなあ…というわけで、
パンだけ別に買って翌朝のごはんにしました。

そこから徒歩でベトナム料理の名店「マイマイ」へ…
と思ったら、まさかのバインミー売り切れ! ガーン!

「パンだけもないんですか? 具だけもないんですか?」と、
動揺のあまり店頭でゴネていたら(す、すいません…)、
「あ、小さいサイズでよかったら、この近くの支店で食べられますよ」って!
ゴネてみるもんですね、ええ。(違

徒歩ですぐの「江古田ヘム」は、なんというか屋外フードコートのような。
一応、「麺の店」「米の店」「カフェ」と別れてはいるものの、
実はどの店舗でも同じメニューが楽しめるそうです。なんだそのシステムw

天気も良かったので屋外の簡易ベンチで。
ベトナムならではのプラスチックな感じがいちいちかわゆい。

逢いたかったよ、バインミー!

ベトナム現地に近いスカスカのバゲット(ほめてます)に、
豚肉の甘辛焼き、なます、ねぎ油、パクチー、唐辛子。う、う、うんまい。
ハシゴするには、このくらいのミニサイズがちょうどいい。

勢い余って、「揚げ鶏のせおこわ」も。
カリカリに揚がった骨付きもも肉に、ココナッツ風味のおこわ!

ヌオックマム風味のたれをかけて食べます。

そこから練馬に戻りまして~。

ラヴちゃんプレゼンツのタイ風立飲み「ひょうたん」へ。
ごぶさたしております!

タイ人女性が作るタイ料理は、立飲みなのにやたら本格的。

どれ食べてもおいしいのですよ…一応、奥に座る席もあるし。

その一方、「地元の普通のおっちゃんも飲みに来るから」という理由で、
普通に日本メニューも置いている。肩の力が抜けてて最高~!

すばらしき立飲みプライス350円。

じゃあ、まずはタイの腸詰ネームから!

辛いのと普通のと盛り合わせてあります。

ピーナッツソースの豚串サテ―、海老を春巻きの皮で巻いたポーピヤック。

パクチーてんこ盛りのひややっこ!

メニューには特になくて、「ひややっこにパクチーかけて」と頼むらしいw
もちろんナンプラーをかけて食べる。

客のリクエストでキンミヤも入れている。
それは珍しくなくとも、特筆すべきはこのノーラベルのボトル。

なんと、生のレモングラスを店で煮だしたレモングラスティー!
これでキンミヤを割ると、めちゃおいしいのよー。すばらし!

豚の皮揚げも、カリカリとよいつまみに。


まさかの「店長の家のベランダで干していた」という干しナマズ!
マヨネーズつけて、アタリメ的にカジュアルに食べますww

途中でお手洗いに立つと見かける張り紙。
まさかのお会計500円以下で、長居する客が多いための苦肉の策…涙

この店で一番辛い。というか、ほとんど毒レベル…だそうな鮭ペースト。
辛いのがダメな私は見るからにさわちゃダメのような気配(めまい)。

コークハイのメニューも、勝手にタイ仕様に!


「おっぱい」と呼ばれる豚のおっぱい焼き。
プリッとしてておいしいねー。

ホーモックなんて本格的なメニューも普通に出てくるのがスゴイ。
レッドカレーペーストとココナッツミルクとすり身を混ぜて蒸したものですね。

激辛自慢その2

唐辛子おにぎり~。もちろん私は観てるだけ…。
いつもみんな泣きながら食べているw


汁なし麺のバミーヘン。
よーく混ぜて食べるべし。シェアするとちょうどいい!

わらわらと、江古田へ移動。
ごぶさたしております、江古田コンパ―!!!

すばらしき昭和遺産のS字Wカウンター、赤いじゅうたん。

女性のお客さんが来ると喜ぶ、いつも元気な名物ママ。


すべてのつまみは500円。
ポテトチップだろうと、しょうが焼きだろうと、チャーハンだろうと同額w


あられと板わさ。

理想のハムエッグ。
なに食べてもおいしいんですよ。学生の味方!

ママがシェイカーを振るショートカクテル。

おすすめは「江古田の夜」ね。べろんべろんになる。

サラミキュウリ。

半熟の甘い卵焼き。

「色のきれいなカクテル(ざっくり)下さい!」w

忘れちゃいけない、こちらのスペシャルカクテル。

これだけはママではなくバーテンさんがつくってくれる。
必ずライトボックス付きwww


カラオケもどーんといこー!

まさかのゆで卵。
卵好きには、夢みたいな風景なんですけども!

ママにもいじられつつ、爆笑してお会計。
あー、楽しかった!

そして、まだまだ帰らない。
オープンして間もない新井薬師のワインバー「カタリナ」へ。

以前に中野坂上の「プチ小西」にいた女性が開いた店ですが、
先日来てみたら感じが良かったので再訪!

ワインはビオ中心。

日本のロゼ泡から~。

この期に及んでタラモサラダ。
酸味が効いていておいしい。


左のやつ、好みだった記憶。

牛すじ肉のグラチネ。濃いもの食べたかったのね…。

ラヴちゃんが喜んでいた鶏ハム。
なにげに付け合せの新玉ねぎサラダもおいしい~。

まさかのシメで、隠れメニューのカツサンド!
キャベツたっぷり、お肉しっとりでめっちゃうま。

実は、ご近所の「まちのパーラー」のパンを使っているのです。
まさかの本日1軒目につながったところで、本日はお開きに。
あー、長い長い一日でした。楽しかったーーーー!

東京ジャーミィ「タタール料理イベント」

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タタール人…と聞いて、思い浮かぶことってなんでしょう。
私は、「タタール…タタル…タルタルステーキ…?」とか思っていたのですが、
なんと本当にそうなんですって。
遊牧民だったタルタル人が移動時に乗っていた馬を食べるときに、
筋があたらないよう細かく切って生で食べたのが名前の由来らしい。
へーーーー。

って、なんでそんなことを調べているかというと、
東京ジャーミィでタタール料理の歴史を知るイベントが開かれたのですよ。
私の大好きなトルコとタタールはもともと同じ民族。
東京ジャーミィにはイフタールなどでも何度もおじゃましているし、
歴史を知るほかにタタール料理もふるまわれると聞いたら行くしかない!

この日は、まさかのタタール人の祖母(写真見たらすごい美女!)を持つという、
面白すぎる家系のMちゃんと一緒に出席。
先についたので、歴史についてに講演を聞きつつジャミィ内を一人でうろうろ…


すると、どこからか、良い香りがするんですけども。
……? なんだ、この小麦っぽいトマトっぽい香りは…。

香りのもとを探しに行くと、そこには台所が!
覗かせていただき、目があった調理中のタタール人らしき女性に、
「入って見せていただいてもいいですか?(超笑顔)」と話しかけてみた。
すると、「(なにかしら、この日本人)…どうぞ」だそうで。ラッキー!

オーブンで焼いているのは、ウチプチマックというタタールの肉パイ。
タタールではパイ生地を使った料理をよくつくるそうなんですね。
これは三角だけど、大きくひとつの器で焼いて切り分けたりもするらしい。
中にはスパイシーなひき肉、じゃがいも、玉ねぎが入っております。

揚げたなすとじゃがいも。
これは、トルコ料理のトマト煮になります。

食事はビュッフェ形式。
トルコ料理から、ほうれんそうのヨーグルト和えサラダ、ひよこ豆のフムス…。

トマト味の野菜と豆煮込みも。大好きな味!


タタール料理は、にんじんたっぷりのカプサ(ピラフ)。

ピルメンというスパイシーな羊肉の水餃子も、
タタールでよく食べられるそう。

お皿にぎっしり盛り合わせてもらいます。


デザートもタタールのお菓子。

チェキチェキという伝統的なお菓子は、結婚式の定番。
卵と小麦粉を混ぜて油で揚げ、そこにたっぷりのはちみつ…!

杏のベリシ(パイ)。

ピスタチオのバクラヴァ。
さすが中東菓子。甘くて濃くて重い。チャイくれーw

いやー、面白かったなあ。
異国の料理を食べるのって本当に楽しい。
また参加したい~!
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