
曙橋で仕事が終わり、「おなかがすいたなあ…」と一人ぼんやり。
はっ…ココは曙橋。タクればあそこまで10分じゃない??
というわけで、魅惑の「わさび飯」を食べに牛込神楽坂「つづ久」へゴーゴー!

カウンター席に座ってビールを飲みながら、
相変わらず迫力満載の壁貼りメニューを眺める。
わーん、何にしよ…。

お通しは、鱈の子と豆腐の煮物。
味が濃すぎずちょうどいい~。
いつ来ても元気いっぱいの女将さんに相談して、
ひとり仕様でお刺身を少しずつ盛ってもらうことに。

こういう融通がうれしいよねえ。
ピカピカ輝く刺し身が、どれも1~2切れずつ!
ここに来たなら食べたい「いくら(!)入り出し巻き卵」。
焼き立てじゅわじゅわで、ホンっとにおいしいのよ…。
でも、さすがに卵5個分だしなあ…と思ったけど、頼む!

どどーん。
持って帰ればいいのです。明日のごはん!

ぐふぐふ言いながら出し巻きを食べていたら、
ふと目を上げたカウンター上に不思議な物体が…なんだこれ。
透き通った細い糸のような…春雨? いや違う?

女将さんに聞いてみると、「それはコレ!」と品書きを指さした。
「たたみ芋糸」…? あー、畳いわし的な芋??
と思ったところへ、頼んでないのに出てきた!
「いっぱい仕込みすぎちゃったから、食べてって(にっこり)」だそうで。

わーい、サービスで少しだけいただいてしまった。ありがたや。
カリカリに揚げられた細いじゃがいもで、ほんのり塩味。
ざくざくとした食感がおもしろい!
そして、やっぱりシメの「わさび飯」!
羽釜の木蓋を開けると、ぶわっと湯気が。
ツヤツヤのお米…たまらん!

それに、ホースラディッシュと刻みのり、ねぎ、しょうゆを少々。
食べると…「!!!!…げほげほげほ!!」
ニヤリとうれしそうな女将さん。
「うちのは、むせてくれないとねえw」
そうなの、むせるくらいが良いのです。うんまーい!
食べきれなかったぶんもお持ち帰りに。
明日は、「家つづ久」定食だな。ごちそうさまでした!