
レストランライターのKさんから、
「ハナコさんが好きそうな店が亀戸にできたよ~」と聞いたのが去年の9月末。

あれよあれよという間に大人気店になり、今や予約が全然取れませんけども…(涙)
オープン直後(昨年10月頭)、まだ予約が取れたときの日記を今更書いておく!
亀戸駅から5分ほどの細い路地奥。
スナックや中華料理店などが集まるエリアにポツンとあらわれるのが、
カウンターだけの小さなお店「メゼババ」。
駒沢「フォルナーチェ」のシェフ高山さんが独立して一人で始めたお店だそうです。

カウンターに座ってメニュー黒板を観ると、
ぎゃー、なんかあからさまにおいしそうなものが出そうな黒板…!!!
鼻息荒くなるわ~~~(カウンターに下がったしっぽ付きの干し豚もイイw)。

まずは「生しらすオイルがけ」から。
たっぷりのぺペロンオイルに生しらす…レモンをしぼっても味がキュッとしまる、

ワイン、ボトルでいただきます。
ラフな説明もたのしい。
ふとカウンターの上を見ると、パン的なものが…?
「コレ、フォカッチャですか?」と聞くと、
「あー、これまだ試作品なんですよ。でも、よかったらお試しでどうぞ」だそうで。

「うちオーブンがないんです」って、マジですかーw すごい。
でもこの謎パン、何気においしかったです。
(Kさん情報では、しばらくの間バゲット持ち込みOKだったらしいけど、
最近はどうなんだろ…)
「やりいかのソテー アーリオオーリオ」。

やわらかなやりいかを、シンプルなにんにくソテーに!
やー、こりゃ間違いないでしょ。
ひよこ豆のパンケーキ?「ファリナータ」。

焼きたてのアツアツを出してくれます。
パンチェッタとローズマリー。素朴だけどほんわりおいしい。

ワイン、ワイン!

「白子のフリット」。
カリカリふわふわとろとろ…あああーーーん、たまらん!

「豚内臓とマッシュルーム」は、やわらかなハツにマッシュルーム…。
いいなあいいなあ。この骨太具合。超タイプ。
そして、このスパゲティを目当てに伺ったのですよ!
「貧乏人のスパゲティ」!

なんと具は、目玉焼きにパルミジャーノのみ…
卵を愛する私としては食べずにはいられない!!
シンプルだけにコツが満載(その後、『料理通信』で特集してましたね…)。
むーん、おいしい。太麺最高。
そういえば、ここのが話題になってから、
他の店でも「貧乏人のスパゲティ」を見かけるようになったな~。
色々な意味で「メッシタ」と通じるものがあると今でも思うのだけど、
豪快でいて繊細、自由でいてクラシック、そしてあふれ出る色気。
心から「亀戸にようこそーー!!!」。
願わくば、もう少し入りやすくなりますように…w
(この後、もう1回行って、来月も行くのだけど気軽には行けないのよねえ…)